2021.01.26 夜 初めての懐石料理にオススメ!!@懐石料理 はし本 日本料理 東京・日本橋 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 2013年創業の、日本橋にある日本料理店『はし本』。 ご主人の橋本さんは東京吉兆で長らく料理長を務めた人物で、本格的な懐石料理が用意されております。数万円を超えるコースも珍しくない昨今で、1万円前後でコースが楽しめるのが魅力。また、料亭のご出身ということもあり、日本料理の文化に精通しており、器の種類など1つ1つの意味を説明してくださいます。さらには、人柄は謙虚で低姿勢というおまけ付き。懐石料理はハードルが高いなんて言う人達にとっても、入り口として申し分のない料理店でございます。 料理のラインナップはこちら。 「胡麻豆腐に蕗の薹を乗せて」胡麻豆腐は縁起のいい紅白のもの。胡麻豆腐自体に濃厚さはないが、しっかりした出汁の風味がこれを補完しております。 「蛤真薯のお椀」潮仕立てに蛤の塩気、塩味がいいつまみに。うぐいすながお椀から足を出していますが、これにも意味があるそう。肝心な意味は失念してしまいました。ごめんなさい、先生。 「お造り」鯛(佐島)、帆立(噴火湾)、縞鯵(八丈島)。 「唐墨」ねっとりと水っぽい。生唐墨に近い印象。開きらない器には伸び代が込められているそうです。勉強になります! 「八寸」トマトのコンポート、クワイ、海鼠、黒豆、たたき牛蒡、海老芋、鱈白子のクリームコロッケ、鴨、松葉蟹の磯辺焼き、鮟鱇の肝、子持ち昆布のフライなどなど。ミニュチュアのように日本料理の技術が並んでおります。 「鮪の鍬焼き」贅沢が許されなかった時代に、農具の鍬を鍋代わりに隠れて焼いたことが由来。鮪の照り焼きと淡雪を表現した捏芋が重ねられます。 「牛タンの和風シチュー」デミグラスソースでしゃなく、八丁味噌と白味噌と山椒の佃煮で炊いたもの。あくまで和風のシチューに仕上げます。 「鯛茶漬け」スペシャリテ。生の鯛と胡麻だけで作ったお茶漬け。 「プリン」寒天で作ったプリン!日本料理の枠の中でしっかり遊んでおります。 — 懐石料理 はし本03-6225-2456東京都中央区日本橋本町2-3-6 協同ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13154602/