2021.01.09 昼 富士の清流を泳いだ鰻@うなぎ 桜家 鰻 静岡 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 静岡県三島市。古くは五十三次の宿場町であり、現在は東海道東海道新幹線の停車駅でもある要所でございます。このエリアにおける名物は鰻。決して名産地ではなく、同県の浜名湖の鰻などを富士山の伏流水で泳がせたことが由来なのだそう。その文化が江戸時代から続いている事は、老舗の鰻店『うなぎ 桜家』が証明してくれます。 創業1856年、富士の清流で泳いだ鰻そのものが名物でございます。 うなぎ重箱(1匹)、4400円也。 鰻は適度に柔らかい江戸前の仕上げ。桜家では、創業から継ぎ足してきたというタレを”かるみ”と呼ぶそうだが、きっと由来は”軽み”なのではないでしょうか。鰻本来の味を邪魔しないような軽い味わいで、あくまで鰻へのアシストに徹しています。物足りない人もあろうかと、卓上には鰻のタレが常備してございます。鰻自体は老舗にふさわしい旨味、香ばしさと安定したアウトプット。待ち時間は長時間なれど、並ぶ価値のある鰻店といっていいでしょう。ご馳走様でした! — うなぎ 桜家055-975-4520静岡県三島市広小路町13-2https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22000127/