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2021.01.08 夜

至上の上海蟹、ここに集まれり。@小熊飯店

中華料理

原宿・表参道・青山

50000円〜

★★★★★

これまで食べた上海蟹とは何だったのか?
この時期の『小熊飯店』の主役は上海蟹、シンプルに5万円と10万円のコースが用意されております。違いは上海蟹の質、後者は陽澄湖産のものなっております。ちなみに、実は本場とされるのは上海市ではなく、陽澄湖のある蘇州市って知ってました?ブランド蟹として知られ、偽物も出回るほど高額で取引されております。そんな最上の上海蟹をたっぷりと、量も質も抜群の上海蟹が待っております。

食べるのは白子。

一人当たり、4杯分の蒸しものと、4杯分の炒めものをいただきます。

上海蟹は断然オス派だが、そのねっとりとした口当たりが特徴。味がびっくりするほど濃厚なのだが、白子の密度が濃いというかなんというか。口の中でとろけるんだけど、とろけていかないというか。蒸しものは上海蟹そのものの旨味を堪能できて、炒めものは油と握手をしてさらに濃厚さを加える。適切ではない表現かもしれませんが、ジャンク感すら漂います。その他、蟹は酔っ払い上海蟹やチャーハンでも提供。

白子のあまりの衝撃に記憶がほとんど残っておりません。笑

その他の料理は実にシンプル。中華料理にも関わらず素材の味をしっかり残している印象です。実はシェフ、日本料理で修行した経験もあるそうで、その辺りも関係しているのかもしれませんね。また、中華料理においても千を超えるほどのレシピを持っているとか。それを証明するかのような前菜の盛り合わせがビジュアルとともに印象的でした。

そんな料理のラインナップはこちら。

「スープ」鴨と真菰筍のスープ。

「レタスとパクチーのサラダ」百合の木の花の蜂蜜とともに

「前菜盛り合わせ」

「ほうれん草と黄韮炒め」


「虎河豚」


「鱶鰭の食べ比べ」吉切鮫、モウカザメ、青鮫


「鼈とカサゴの四川炒め」


「肉盛り合わせ」名古屋コーチン、松坂牛、豚。それぞれの高級食材を異なる中華の手法でアウトプット。


「汁なし坦々麺」

小熊飯店
03-6434-0364
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-10 Chez Castor B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13142019/

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