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2020.11.26 夜

唯一無二と呼ばれる「うずら鍋」@四季の味 ふじ芳

居酒屋・定食

両国・錦糸町・小岩

5000円〜9999円

★★★★☆

下町情緒あふれる浅草橋で37年に渡り愛され続けた居酒屋が移転。名前は『ふじ芳』、同じく下町の空気が色濃く残る両国へ移転。新潟出身の大将の人懐っこさというか柔らかい接客も相変わらず。

そして、唯一無二と呼ばれる「うずら鍋」も変わらず名物として人気を博します。卵のお馴染みのうずらですが、この鍋は卵ではなく身を使います。しかも、内臓と皮以外は全て入っており、骨までも参加しております。よく骨周りが一番美味いなんていいますが、その骨自体が入ってますからね。兎にも角にもそのビジュアルをご覧ください。その顔立ちにテンションが上がることは間違いなし!

鶉は軟骨入りでコリコリとしていた前述の旨味が塊に。ホロホロと崩れていく食感であり、出汁との一体感も強い。その出汁もうずらの旨味の恩恵を受けており、旨味がサスティナブルに回遊しております。柚子や三つ葉が味を整えるアクセントを担っているのも見逃せない。

ありそうでない鍋ですが、きっと手間がかかるからに他なりません。実際、骨が残らないように二度も三度も挽いて、丁寧に処理しているそうです。出汁を全面に享受する雑炊もおすすめです。

そんなうずら鍋を含んだコースの内容はこちら。どれもボリュームいっぱいで、こういうサービス精神にも下町の香りが漂うようです。

「菊のおひたし」

「おばんざい」里芋、揚げ出し豆腐、かぼちゃ、大根、えんどう豆、筍

「刺身」鰤(背と腹)、鰹、平目、鯵

「えびしんじょう揚」蓮根と海老、大葉と海老

「真鱈の白子ポン酢」

四季の味 ふじ芳
03-3631-0408
東京都墨田区緑1-15-9
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13220723/

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