2020.11.02 夜 これが”あらい”の鮨@鮨 あらい 寿司 銀座・新橋・有楽町 30000円〜49999円 ★★★★★ 『鮨あらい』、オープン当初から話題をさらったがその地位は数年で盤石なものに。すっかり予約困難となり、大変ご無沙汰になってしまいましたが今回が4年ぶりの再訪です。まだオープン仕立ての頃は、師匠である「すし匠」のニュアンスを強く感じたものだったが、もう完全に”あらい”の鮨になっております。 使い分けていたシャリは1種類に統一され、脂ののった鮪に照準を合わせたような赤酢のシャリは、全てのネタとの相性がいいものに。むしろ、その鮪さえも強い赤酢の頃よりもネタとの調和が取れているような。また、大きな大きなシャリもネタとの一体感を優先したような適度なサイズに。当時も王者の風格が漂っておりましたが、妥協することなくより研鑽を重ねてきたという事でしょう。 変わらないもの、それは鮪へのこだわり。やま幸の鮪達による怒涛のラッシュは量も質も圧倒しております。 「鮪(霜降り)」とろ巻きにて。 「鮪(赤身)」酸味が抜群。 「鮪(背中)」とろける旨味。 「鮪(血合ぎし)」香りが立って、脂が立って。 「鮪(大トロ)」とろとろ大とろ 「鮪(おはぎ)」すし匠チームの定番 その他のネタはこちら。「蛸」 「甘鯛」 「牡丹海老」 「鰹」やまわさびと脂が調和 「ノドグロの餡仕立て」対馬産 「松茸のフライ」 「梅の茶碗蒸し」鰹梅だから、マイルドな印象。 「鰆」 「墨烏賊」余韻にシャリのうまみ 「小肌」 「鯖」 「小柱」 「車海老」 「雲丹いくら丼」 「穴子」 「蛤椀」 「干瓢」 「玉子」 — 鮨 あらい03-6264-5855東京都中央区銀座8-10-2 ルアンビル B1F 2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13188186/