2020.10.26 夜 ”時代遅れ”は悪口か。@おきな堂 洋食 松本・美ヶ原・上高地 1000円〜2999円 ★★★☆☆ ”時代遅れ”は悪口か。決してそんなことはないと思うんです。。言い換えれば、ノスタルジックとも言えるし、却って温かみを感じるってものです。子供の頃に聞いた河島英五さんの「時代おくれ」という歌詞でも、こう表現されております。あるべき姿を無理に変えるのではなく、過去のものを今この瞬間まで大切にすること。時代おくれにはそんな意味もあるように思います。 ♪目立たぬように はしゃがぬように似合わぬことは 無理をせず人の心を見つめつづける時代おくれの男になりたい さて、こんな話を始めたのは、”時代遅れの洋食屋”を標榜するレストランを訪ねたから。長野県松本市、女鳥羽川の辺りにある老舗洋食屋『おきな堂』が自ら時代遅れを名乗ります。創業は昭和8年、建物は当時のままだそうで、使い込まれたテーブルや時代を感じさせるランプシェードなど、まさにノスタルジーを感じずにはいられません。松本市を訪ねたのは初めてですが、なぜか懐かしい気持ちでいっぱいになります。心がほっこり温かい。 一押しメニューは「ボルガライス」ところで、ボルガライスって何ですか?福井県の越前市のご当地グルメだそうで、オムライス、チキンカツ、ハヤシソースのワンプレートご飯。大人のお子様ランチというところでしょうか。 オムライス自体は割と普通だが、甘味と苦味たっぷりな濃厚なハヤシソースが味わいを引っ張ります。チキンカツも同様で、厚みは薄めながらハヤシソースがインパクトを強めております。いわゆる洋食メニューは豊富に用意されており、きっとあなたの懐かしい味もあるのではないでしょうか。ちなみに、ミトミえもんはおきな堂のプリンに一番の郷愁を感じました。笑 ご馳走様です! — おきな堂0263-32-0975長野県松本市中央2-4-10https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000098/