一番のラーメンが一番好き！？@一番いちばん

町田にあるラーメン店『一番いちばん』へ。素敵なネーミングですねぇ、ミトミえもんも一番が大好きです。笑　福島県の白河にある「とら食堂」で修行され独立、いわゆる白河系と呼ばれるラーメンを提供しております。白河ラーメンとは、wikipediaでは以下のように定義されます。

「豚骨や鶏ガラを主体とした醤油ベースの澄んだスープと、スープが絡みやすい多加水の幅が広い縮れ麺が大きな特徴ではあるが、店舗によっては細縮れ麺を出す店もある。木の棒で麺を打つ手打ち麺が伝統的なスタイルだが、最近は減少傾向にある。」

さて、注文したのは「特中華そば」、1000円也。味玉、雲呑、叉焼の、いわゆる全部入りで千円とは何ともリーズナブル！

結論から言いましょう。めちゃくちゃ好みです。醤油スープは適度な酸味に、マイルドな柔らかさを感じるもの。なんというか、優しく舌に上に旨味が落ちていくような感じ。塩気などもエッジが丸めではありますが、そこで活躍するのが鶏油。オイリーな動物系の旨味が、ラーメンらしい納得感を作っております。白河ラーメンの手打ち麺は減少傾向というが、こちらでは伝統をきっちり守る。平打ちの縮れ麺は、もちっとプリッと存在感を発揮。縮れているがゆえのスープの持ち上げ力を使って、強い存在感とともに一体感も忘れずに提供してくれます。

トッピングもしっかり活躍。極太の豚チャーシューが肉らしい歯応えを生んだと思えば、鶏チャーシューの淡白さが良い意味でコントラストを作ります。そして、ワンタンがまた美味いのだ。とろけるような食感で、下味のしっかりついた肉の旨味が口の中でブワッと広がっていきます。

こうなれば、ご飯ものにも手を出さざるを得ません。ラーメン屋のご飯ものといえばやっぱりチャーシュー丼！ラーメンでは極太のカットでしたが、丼では一転薄切りでしっかりと火入れ。これがかえってご飯がすすむ理由になっております。さらには、胡椒がバッチリと効いており、これもまた食欲を刺激。

町田界隈はラーメン激戦区として有名。一番かどうかは個人の好みでしょうが、一番のラーメンが一番好きという人も多いでしょう。食べてみる価値ありです！！ご馳走様でした。

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一番いちばん
東京都町田市中町1-28-24 大成ビル　１Ｆ
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