濡れ手に松茸。棚から松茸。＠御料理 寺沢

岩手県を代表する日本料理店『御料理寺沢』へ。
東北新幹線の停車駅でもある北上市内にあることも手伝ってか、地元だけでなく県外からの訪問客も多いそう。落ち着いた雰囲気のお店で、ご主人からも謙虚さがにじみ出ます。こういう人の料理はいつだって美味しいものだ。実は、この日はそのご主人の42歳のお誕生日。偶然ながら勝手にご縁を感じてしまいますね。目出度い日だけに、料理に使われる食材が自動アップグレード！岩手は、豊穣な三陸の海と大地を持ち、畜産業なども盛んな食材の宝庫。今年は特に県産の松茸に注目されますが、これをふんだんに堪能。濡れ手に松茸、棚から松茸、そんな気分です。笑

そんな地元の魅力的な食材を使った料理のラインナップはこちら。
「先付」岩手産の香茸、三陸産渡り蟹、胡瓜、菊の花、穂紫蘇

「唐墨の飯蒸し」県産の餅米に圧倒的な唐墨パウダーが握手していきます。

「松茸の土瓶蒸し」岩手県産の松茸と秋田県産の甘鯛がたっぷり。醤油の風味が抜群で、添えられたカボスはその酸味を持ってキリッとさせます。

「造里」宮城県産のバチマグロ、大船渡産の真子鰈。真子鰈の肝醤油の昇天！

「鰆の柚庵焼き」大船渡産の鰆、しっりした味付けながら柚子の香がバランスをとる。天然の本占地が一緒に添えられますが、こちらのパワーにも驚き。味わい、風味、食感共に普通の占地とはレベルが違います。

「八寸」太刀魚の棒寿司、無花果の白和え、鴨の焼き物、子持ち昆布、鮑の蒸し物、蛸の柔らか煮、茗荷の甘酢漬け、などなど。全体にも言えるが味はしっかりめなので、お酒の友たちといった役割も。

「伊勢海老の揚げ煮」味噌仕立ての濃厚な味わい。一緒に添えられる”二子芋”は岩手県北上地域のブランド里芋なのだとか！地元中の地元の食材の登場です。

「白子」昆布で炊いた白子に柚子を合わせる。なんとバランスのいい一品か。

「松茸ご飯」この流れでいえば、最後はこれに決まってますよね。ご主人の実家で作っているという県産のひとめぼれが松茸の香に染まってります。最高！誕生日おめでとうございます！笑

「薩摩芋アイス」

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御料理 寺沢
0197-72-7708
岩手県北上市大通り4丁目4-3
https://tabelog.com/iwate/A0302/A030202/3005625/