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2020.09.16 夜

シェフだからこそできる「もしもシリーズ」@ShinoiS

中華料理

目黒・白金・五反田

50000円〜

★★★★★

3回目の『ShinoiS』も、いつも通り中国全土の味がここに集結!そして、一番面白かったのは、シェフの遊び心による「もしもシリーズ」。

今回のテーマは「もしもウイグル人が寿司を作ったら?」

登場したのは「カマスの棒寿司」・ウイグル地区は中国の最西部に位置していて海がない。新鮮な魚が手に入らないので、自然と保存がきく食べ方に。日本では京都などで鯖寿司が発展したように、ウイグル人が作るならきっと棒寿司になるでしょう。シャリにはクミンや唐辛子が使われるなど、”らしさ”も随所に感じさせます。仮の話でも説得力の高いのは、シェフが中国全土の料理に精通している証拠。ぜひこのシリーズは今後も続けてほしい。
その他の料理のラインナップはこちら。
「芝士春巻」定番の逸品。中身は鱶鰭、燻製のキャビアとコンテチーズの組み合わせ。

「帯子蒸餃」帆立の蒸し餃子で潮州料理の1つ。梅と香菜が味の、キャビアライムが食感と見た目のアクセントに。

「杏仁豆腐」定番の杏仁豆腐だが、シノワでは変幻自在。前菜の位置づけがユニークで、揚げたり上湯スープに浮かばせたり。

「扣冬茹湯」野菜のコンソメスープに、椎茸、秋茄子、白玉。美しい切り口にうっとり。喃咪(ナンミー)という少数民族の醤が使われます。

「星鰻包餅」四川料理には24の味付けが存在するそうで、その中の”怪味”にあたるもの。1つ1つの味覚が存在しつつ、1つも立たないという絶妙な味わい。穴子は雑穀のパフとともにとろけていくような味わいを実現しております。

「清蒸鮮魚」鶏のコンソメとノドグロの蒸し物の組み合わせ。抜群の塩味と紹興酒がそれぞれの旨味を支えます。

「真味干鮑」スペシャリテの1つ。さらに旨味が濃厚になったような、、、頂点にあってもまだ貪欲に上を目指すのか!

「金銀鶏蚕」鼈、鶏、干貝柱、卵の黄身白身、小さな壺の中で様々な味わいが共演。

「三味肉盆」広東からは皮付きバラ肉、山東からは酢豚、四川からは黒毛和牛。それぞれの土地固有の味わいが1つの盆に集合。

「今天麺飯+α」
チャーハンは相変わらずのシンプルさ。

餃子もお供に。

そして、期間限定の冷やし中華を堪能。

「甜品」完熟メロン

「最後の一口」生月餅

1回目の訪問
「篠原氏が目指す中華料理とは? @ShinoiS」
https://blog.33inc.jp/2020/03/26/shinois/

2回目の訪問
「追随を許さない乾物レベル@ShinoiS」
https://blog.33inc.jp/2020/06/04/shinois-2/

ShinoiS
03-6277-0583
東京都港区白金台4-2-7 bld桜なみき 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13241948/

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