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2020.07.23 夜

宮崎発。幸せを運ぶ鳥がやってきた!@焼鶏 ひらこ

焼鳥・焼きとん

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★★☆

2019年4月、東京は西麻布にオープンした焼鳥店『焼鶏ひらこ』。”ひらこ”とは”飛来幸”と書き、宮崎の養鶏場で育てられたブランド鶏の名前。何を隠そう、カウンターの先にいる大将ご本人こそが、丹精を込めて育てた鶏なのでございます。その最大の特徴は飼育期間で、通常90日程度に対して400日間もの期間を設けている。そして、餌や熟成などにも工夫を凝らし、柔らかくも歯応えのある肉を完成させております。
提供方法も特徴的。宮崎地鶏の文化の方が色濃く出ているのか、串打ちなどはせずに網焼きをしていく。おかげで1部位1片ごと提供されることになり、多くの種類を堪能できるメリットも享受できます。どこか寿司屋を彷彿とさせます。鶏肉への知見の深さもあり、知識はもちろん他では食べたことのない希少部位との出会いも楽しませてくれます。卵管の刺身や鶏の良質な脂をペースト状にした一品など、きっと他でも食べられないでしょう。自らプルミエと名付けた部位(腿肉の一部)の脂のノリと肉の旨味など絶品です。
締めのご飯シリーズは、”親子孫丼”と名付けられた親子丼から。親の鶏肉と子の卵、孫は鶏骨からとった出汁の事なんだとか。三代が登場するわけではないですが、鶏の密度の濃厚さは間違いありません。ぷりぷりの鶏の旨味、卵の甘味、出汁の味わいが全て1つの丼に集約されております。もう1つは「TKG」、これはかき回してはいけません。白身の美味しい卵はそのまま食べるが吉とのこと。ここには味変で鶏油を追加、こちらでも鶏が持つ旨味を重ねてまいります。
贅の食材と地鶏の希少部位の特別コース、ラインナップ。
「卵管の刺身」

「腿肉とぼんじりのスモーク」

「皮(首とももの食べ比べ)」

「ピーマンのきんぴら」

「きんかん」

「大トロ(ハラミ)」

「ささみのたたき」

「トロキャビア」

「レバーペースト」

「トリュフオムレツ」

「もも」

「プルミエ」

「椎茸」

「揚げ出し茄子」

「さえずり」

「胸肉のたたき」

「手羽のタレ焼き」

「あ」胃の上の部分だから!?

「つくね」

「親子孫丼」

「TKG」

焼鶏 ひらこ
03-5843-1790
東京都港区西麻布1-5-23 東ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13232545/

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