都内を代表する町中華の名店！名物はニラソバとチャーハン。@新雅

都内を代表する町中華の名店『新雅』をご紹介。1972年創業の老舗で、ランチどきには常に行列を作る人気店。有楽町線の江戸川橋駅が最寄りだが、そこまで乗降客数の多い駅でもないだけにその凄さが際立ちます。移転して新しくなったこともあるが、雰囲気の良さは厨房から出ております。親子二代で鍋を振るい、その奥様方が接客を担当しています。全員が笑顔で迎え、笑顔で見送ってくださいます。この気持ち良さも秘訣だが、やはり人気の理由は料理に尽きます。

名物は「ニラソバ」と「チャーハン」
周りの注文を見ていてもほぼこの２つの注文に集中しています。あとは、たまに餃子を追加する人がいるくらい。ニラソバは、たっぷりのもやしとニラ、ここに肉が加わりスープに山を作ります。

シャキシャキな食感を残しつつ、これらの炒め油がスープに浮いてコクを作り出しております。鶏出汁や豚骨などの動物系の旨味、節類や昆布などの和の旨味、野菜の旨味、油のコクの４者ががっちり握手しております。もはや野菜炒めスープとして完成しておりますが、これらは麺ともしっかり一体感を作ります。そして、シャキシャキ野菜とむにっと麺のコントラストが楽しめる仕掛けになっております。

チャーハンはいわゆるしっとり系。王道なチャーハンのルックスではありますが、ほんのり感じる甘味と椎茸の旨味が特徴的。甘味の正体は日本酒のようで、米同士相性が悪いはずがない。椎茸は自身の旨味と醤油の風味がかなり強めに存在感を示します。

その他、ごろっとしたチャーシューは満足感を作り、全体の焦げた風味もまたアクセントとして機能しております。行列の正体は、接客と２つの名物で間違いなさそうです。ご馳走様でした。

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新雅
03-3946-2077
東京都文京区水道2-11-2
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13185107/