これは究極の野菜料理だ！@なんどり

これは究極の野菜料理だ！路面電車の都電荒川線沿い、荒川車庫前と荒川遊園地前の中間に一風変わったカレー店が見えてきます。海外を想像させるような鮮やかな色使いと独特なイラストのタッチが迎えてくれます。表現されるのはインド、提供するのはもちろんカレーでございます。ただ、一言カレーといっても、北インドと南インドでテイストが全く違うもの。北は肉中心でナン、南は魚介や野菜中心で米食が特徴だったりします。ちなみに、なんどりで提供するのは南インドのカレー。”なんどり”とは、その南インドで使われるタミル語で「ありがとう」の意味なんだそうです。

南インドの定番の定食「ミールス」
ランチはミールス一択。サンバル、ラッサム、ポリヤルなどミールスにおける定番の副菜がライスを囲みます。前述したように南インドでは野菜を多用するが、なんどりのミールスにおいては特にその存在感が強い。

甘酸っぱいカレーであるコロンブにはゴーヤを合わせ、サンバルには茄子を使う。それぞれが酸味や辛味を作るが、その軽さが共通点。それに比例するように１つ１つの存在感は薄い印象を受けるかもしれませんが、体の中心にじわっと届くような味わいです。もしかしたら１つ１つは小さいかもしれないが、混ぜて食べれば不思議と強さを持ちます。なんか体は小さいけど、集まると力を発揮する日本人みたいですね。短距離は早くないけど、リレーだと強いみたいな。

すいません、脱線してしまいましたが、これ野菜の食べ方としては究極じゃないでしょうか。辛味や酸味が野菜を上手にコーティングするので、野菜が苦手な人でも楽しめそう。スパイスと野菜、両方とも体にはいい組み合わせというのもありがたい。
ミールスの細かい構成要素はこちら。

「ナス・サンバル」「ペッパーラッサム」「ゴーヤ・コロンブ」「ニンジン・ポリヤル」「キャベツ・ポリヤル」「ピクルス」「アッパラム」「ライス」「バナナ」

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なんどり
03-3800-6494
東京都荒川区西尾久7-29-9
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13151371/