ノーマの遺伝子がメキシコ料理に！＠Restaurant Sanchez　コペンハーゲン　

世界のガストロノミーを牽引するデンマークはコペンハーゲンの「noma（ノーマ）」。多くの料理人達に影響を与え続けますが、その範囲は何も格式高いガストロノミーの世界だけではない。例えば、メキシコ料理の『Restaurant Sanchez』、元ノーマの副料理長であるサンチェス氏が主催するレストラン。カジュアルなメキシコ料理という世界観の中でも、地元に根ざした食材でクリエイティブな料理を作り上げます。

どうですか？この美しすぎるビジュアルは。

整列したアンディーブがまるで植物のような神々しさを見せております。トマトのサルサソースの酸味、ハバネロの辛味、アンディーブの苦味が三位一体に鳴っております。ビジュアルだけでなく、味覚の刺激も全く怠りません。

そして、メキシコ料理と言えばタコス。定番のタコスの具材では肉が幅をきかせているが、ここでは主役は野菜が務める。焼いたケールを味に見た目に印象的に盛り付け、かぼちゃが主役を担う。チリやゴマでの風味づけはやはりタコスなのだが、明らかに印象の違う新しいタコスを提案しております。

もう１つも、玉ねぎや胡瓜などが活躍しペコリーノチーズなどの味を借りて美味しく食べ応えのあるタコスに仕上げております。

メキシコ料理にまで手を伸ばしたノーマの遺伝子。これから、中華料理、日本料理、スペイン料理と、ノーマで学んだ哲学と技術が世界を席巻する日も近いかも！？

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《店舗情報》
Restaurant Sanchez Copenhagen
Istedgade 62, 1650 København, デンマーク
+45 31 11 66 40