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2019.12.09 夜

デンマーク初日。世界的レストラン「noma」の跡地へ。@Barr コペンハーゲン

海外(デンマーク)

海外

★★★☆☆

コペンハーゲンに到着!1日目。世界一に輝くこと4度、デンマークが世界に誇るレストラン「noma(ノーマ)」。もちろん今もなお世界の人々を魅了し続け、そのためだけにコペンハーゲンを訪ねる人も少なくない。そんなレストランの影響力は確実に国内外に波及し、北欧文化の発信を担っております。そんな聖地ともいえるレストランは2018年に現在の場所に移転しております。それでは、跡地が今はどうなっているのか?やはりここにもノーマが築いた文化が確実に根付いております。

『Barr』
以前”noma”の文字が掲げられていた部分が”barr”に変わっております。”barr”とは、古アイルランド語で作物、そして古スカンジナビア語で大麦を意味するそう。その名の通り、クラフトビールを売りにした北欧料理のレストラン。もちろんただの郷土料理ではなく、ノーマのように伝統的な食文化と地元の食材を一段上へと昇華してい流のが特徴。ちなみに、シェフはノーマのレネ・レゼピ氏の古い友人が務めている。幸運なことに現在ノーマでスーシェフを務める日本人シェフと食事をご一緒させていただきましたが、ノーマ時代の雰囲気がしっかり残っているそうです。

内容はお任せしたので何が何やらの料理もありましたが、その中で印象に残ったものをいくつかご紹介。ドイツ発祥のプレッツェルとベルギー発祥のワッフルがとても印象的。ミトミえもんの知る限りであれば、これらの焼き菓子はスイーツとかおやつのカテゴリー。これを見事に料理に昇華しているのが素晴らしい。

例えば、プレッツェルではクミンや塩気を駆使してみたり、ワッフルには動物性の脂で焼きことで風味づけをしてみたり。

さらに、ワッフルには魚卵とサワークリームをソースとして機能させておりました。スカンジナビア半島では、この組み合わせは定番なのだとか。伝統を上手にクリエイティブに仕上げております。

ドイツやオーストリアで食べられる肉料理シュニッツェルも登場。ここではデンマーク産のポークが使われ、ホースラディッシュとケッパーのソースに合わせます。どこかで食べたシュニッツェルは淡白な印象でしたが、こちらはソースがこれを上手に補完しておりました。

総じて、お酒とも相性のいい味付けで、ビールと北欧料理のレストランのコンセプトを見事に体現しておりました。ご馳走様です。

《店舗情報》
Restaurant Barr
Visit Greenland, Copenhagen office, Strandgade 91, 1401 København, デンマーク
+45 32 96 32 93

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