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2019.10.21 夜

蛸、鮹、章魚、鱆、タコ!@三忠

居酒屋・定食

大塚・巣鴨・駒込・赤羽

5000円〜9999円

★★★☆☆

蛸、鮹、章魚、鱆。漢字でもこれだけの表記の方法を持つタコ。日本の食文化に深く根付いており、その食べ方も多岐にわたります。たこ焼きや明石焼きあたりがポピュラーな食べ物だと思うが、他にもタコを使った料理はたくさん存在します。そんなタコの魅力に取り憑かれた大将が切り盛りするのが、千駄木にあるタコ料理専門店の『三忠』。店内はもちろん暖簾や提灯にもタコのエッセンスがあり、どことなく大将までタコに似ているような、、、笑 冗談はさておき、そんな専門店が提案するタコ料理の数々をご紹介に入れましょう。

「タコの刺身」の食べ比べ、これがさっそくタコには種類があることを教えてくれます。久里浜産の真蛸と釧路産の水蛸が登場。同じタコでも食感が全然違うのが面白いですね。世界最大とも呼ばれる水蛸は、立派な吸盤が食感がにゅるっと柔らかくて気持ちがいい。逆に真蛸は逆にコリっとした食感が楽しめます。真蛸においては更に生と焼の食べ比べも経験ができます。

定番の「たこ焼き」と「たこ天」のセット。通常のたこ焼きよりもモチモチの食感と味わいに特徴あり。なんでも魚のすり身を包んで揚げたもののようで、もはやたこ焼きというよりも蛸入りさつま揚げと言ったほうがイメージが近い。たこ天においては、柔らかさをきっちり保持したまま揚げられております。タコの特製を知り尽くす大将だからこその火入れなのでしょう。

そしてこれまた定番の「明石焼き」。だが、もはや原型をとどめないインパクト抜群の明石焼きになっております。笑 メレンゲとハンペンで作られたというふわふわの山の中に、蛸がいくつも隠されております。つけだれの出汁には刻んだ紅生姜をしのばせ、結果的にやはり明石焼きになっております。生地の部分だけだとどうしても味気ないが、つけだれとなる出汁がそれを救ってくれます。

今度は「タコしゃぶ」。まるでてっちりのように美しく盛られた刺身達。

タコ刺しと同じ水タコなので、刺身でも行ける代物なので火入れは一瞬。昆布の出汁なので、タコの味わいをほとんど邪魔をすることはありません。

締めはこのまま麺や雑炊かと思いきや、「たこめし」が務める。赤と黒の2種類の用意がありますが、シェアもできるの両方注文してみてください。赤はピリ辛のキムチ味で、ご飯にキムチの味わいが浸透して食欲を刺激します。

黒はタコのスミを入れた炊き込みご飯。イカスミならぬタコスミって珍しいですね。最初から最後まで、本当に蛸、鮹、章魚、鱆。タコ好きから引っ張りだこの三忠でした。笑

三忠
03-3824-2300
東京都文京区千駄木3-1-17
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13003572/

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