2019.09.14 夜 下町で味わう本格中華料理@馥香 浅草橋本店 中華料理 両国・錦糸町・小岩 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 浅草橋にある中華料理店『馥香』、読み方は”フーシャン”。全面ガラスの外観がとてもスタイリッシュ、昼であれば気持ちのいい採光が望めるでしょう。夜であればエレガントな雰囲気を演出し、白を基調とした開放感のある空間に幸福な空気感が漂います。ちなみに、”馥”という字は豊かな香りといった意味だそう。料理のいい香りで、幸せな空間を作るという想いが込められているようです。 コースにはバリエーションがあり、用途によって便利に使い分けができそう。「齋馥彩美」、アミューズや冷菜の盛り合わせを始め、フカヒレや北京ダックなどの高級食材や旬の素材を使った魚や肉料理で構成された8640円のコース。ディナーのニーズに合わせてか、お酒との相性の良さを考慮した味付けが目立つ。シェフのアイデアや伝統へのリスペクトなども随所に感じられ、様々な角度で楽しむことができる中華料理に仕上がっております。 料理のラインナップはこちら。 「アミューズ」山芋のすり流しといくらの醤油漬け。それぞれの食感が面白く、しっかりと味が施されたいくらが余韻に残る。今日に限って休肝日に設定していたが、いきなりお酒が欲しくなる一品です。 「中華冷菜七種盛り合わせ」一口サイズの盛り合わせ。焼豚、姿くらげ、鯖の湯葉巻き、牛スネ肉の醤油煮などなど。総じて優しい味わいながら、素材や味付けがやはり酒に合う。飲みたい、、、笑 「フカヒレ姿の上湯煮込み」スープ自体は濃厚で味わい深く、蟹も入って豪華な仕上げ。強いて言うならフカヒレに少しだけ臭いが気になるか。 「松茸と帆立、大海老の炒め」パプリカや南瓜などが彩りを豊かに。塩味で持って全体を覆う。 「北京ダックとうずらの卵入り海老トースト」焼き物と揚げ物のコラボプレート。特に揚げ物である海老のトースト、これはとてもユニークな一品。海老の風味全開の揚げパンを三口サイズに仕上げ、一口ごとに金華ハム、黒ごま、うずらと楽しめる仕掛けに。 「和牛肉の醤油煮込み」ナンプラー系の味付け。塊肉が総じて濃厚な味わいになっております。 「鮮魚の蓮の葉包み蒸し」コースも終盤にして優しい味わいの一品。フレンチなどでも定番のシタビラメを中華風にアレンジ。蓮の葉の香りが薬膳のニュアンスも作り出します。 「山西省流手延べ麺」7、8メートルにもおよぶ麺。小麦粉と油だけで作ってるんですって。中国のスケールの大きさを感じさせる一品ですね。もちっとした食感の先に料理人の手間暇が伝わってきます。 これにはキリッと効かせた醤油スープと、豚肉の細切りを合わせます。うどんともラーメンとも違う、中国の麺料理を楽しませてくれます。 「デザート」プーワル茶のゼリー、杏仁豆腐、胡麻団子。 — 馥香 浅草橋本店03-5833-6555東京都台東区柳橋2-14-2 アリス・マナーガーデン浅草橋 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13010780/