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2019.07.09 夜

麻布十番のセクシーなレストラン!@クラージュ

フレンチ

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★☆☆

麻布十番にあるレストラン『Courage(クラージュ』。入り口に描かれたアートは生命力に溢れ、どこか妖艶な雰囲気を醸し出す。白髪に長身、イケメンオーナーの相澤氏にぴったりな雰囲気。ファッショナブルなアート、照明を落とした店内に赤いクロスなど、店全体に「セクシー」が漂っております。サローネグループや81など、日本のレストランシーンにイノベーティブな風を巻き起こしたレストランでサービスを預かった経験がここに組み込まれているのでしょう。

料理はそんな彼らしい挑戦的なもの。フレンチやイタリアンの要素、そして神戸のスパニッシュ「カ・セント」で働いたシェフの大井氏の経験、そして我らが日本のエッセンスが組み込まれた料理を提供しております。

最初の料理は、鮎のフリットにイタリアンキャビアを合わせたもの。フランスのシャンパンが良く似合うアウトプットだ。様々な料理の融合を示すにはぴったりな一品。一皿の中に、日本、イタリア、フランスが組み込まれております。前菜において、その組み合わせの面白さを加速させて行きます。

パッションフルーツと蓴菜を合わせて見たり、アオリイカにはスペイン料理のモホソースを合わせます。日本の食材が世界のエッセンスでコーティングされていくのはとてもユニーク。

入り口のアート同様、美意識も強いようだ。毛蟹のジュノベーゼでは、アボカドのピュレ、ライム、蟹味噌のチップスなど緑で統一されているのはきっと偶然ではないでしょう。

相澤氏自身のホスピタリティーも魅力の1つだが、料理に置いてもサプライズというホスピタリティーが用意されてます。それがスペシャリテである鮑の肝ソースを使った料理。茄子の素揚げのソースとして楽しんだ後に、その演出が用意されます。いつでもどこでも更に残った肝ソースを舐めたい衝動に駆られますが、それを見透かしたようにパスタと雲丹が用意されます。単純にパンではないところが憎いですね。しかも、鳴門わかめを練りこんだ海藻パスタで、雲丹や肝との相性も悪くない。ただ、重ねるのではなくしっかり相性を考慮しているようです。

そうそう、テーブルは向かい合うのではなく、外に向けて横並びのスタイル。これまたセクシーな演出ですねぇ。記念日やデートにぴったりなお店ですよ!でもオーナーの相澤さんがかっこよすぎて彼女の目線は奪われちゃうかも!?笑

その他、料理メモ。

「鰆」サフラン、セージ。パプリカ、トマト、イカ墨のソース。

「都萬牛」旨味の強さをいかして塩だけで調味。黒トリュフを添えて。

「リゾット」大麦。薩摩地鶏の胸肉。ココナッツ。

クラージュ
050-5595-4870
東京都港区麻布十番2-7-14 azabu275 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13219536/

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