2019.07.03 昼 幻の餃子、大阪にあり!!@ 溢彩流香 中華料理 豊中・池田・高槻 5000円〜9999円 ★★★★☆ 大阪は摂津富田にある中華料理店『溢彩流香』。いきなり読み方でつまずきますね。笑 読みは”イーサイリューション”、由来は女性シェフのリンさんが母国で働いた店の名前から一部拝借したんだとか。美しいネーミングに美味しい予感を隠し切れませんね。その言葉に違わぬ、美しい彩りに溢れる、芳しい香りが流れる良店。問題は、1年待ちとも言われる超予約困難っぷりだけでございます。笑 そんな溢彩流香の名物は水晶餃子。水餃子ではなく水晶餃子!!うっすらと透け感のある餃子で、これを実現するのがいま流行りのあいつ。実はタピオカ粉を混ぜることで透け感のある皮ができるそうです。タピオカ恐るべし。。。きっと正しい表現ではないと思うのですが、カエルの卵をイメージしてしまうのは僕だけでしょうか。あ、これ超ポジティブに言ってますよ。笑 この美しい水晶餃子を「蒸し」と「焼き」で。もっちりという一般ワードの表現の域を超える食感で、唇に吸い付くような粘着感が特徴。生地だけでも風味を楽しめるほどだが、全てを口に入れると脇役に徹しているのが面白い。 「蒸し」では豚肉、海老、烏賊、「焼き」では豚肉、とうもろこし、そして共通する餡は中国くわい。くわいのシャキシャキした食感などは1ミリも損なわれることなく、アクセントとして活躍しております。それぞれの風味や食感がきっちり立っており、餃子なんだけど餃子ではない、そんな新しい料理を食べているかのようです。 包み料理として中身を楽しむことができるのは水餃子でも同じ。豚、海老、パクチーの餃子(上部)、牛肉とセロリの餃子(下部)でも、もちもちした皮ながら主役は餡がきっちり努めます。一般的な水餃子って皮の存在感が強すぎて好まないのですが、溢彩流香は一味違いましたね。 餃子以外の料理にも、彩りあり、香りあり。 「サーモンの麹漬け、焼きフルーツトマト、鮑、金針菜のナムル」 「鶏スープ、ココナッツウォーターと卵白の茶碗蒸し」 「フカヒレと玉子と黄ニラと春巻き」 「鯛と胡瓜の古漬けソース」 「黒毛和牛のスネ肉の黒酢煮」 「蛸とピーナッツのちまき」 「ジャスミン風味のスープとマンゴープリン」 — 溢彩流香080-4017-6682大阪府高槻市富田丘町3-12 佐竹ビル 206https://tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27094495