ここは一体何カレーのお店なんだ！？@パンチマハル

ここは一体何カレーのお店なのでしょう！？東京におけるカレーの最激戦区である神保町の裏路地、ここにあるカレー店『パンチマハル』での最初の疑問だ。外観は懐かしい喫茶店のようで、看板にはヒンドュー教の神様のガネーシャが描かれ、店内にはベトナムの国旗に阪神タイガースのユニホームなどが飾られる。

そして、カレーはスープカレーのニュアンスがあったりと、なかなかカテゴライズが難しい感じ。店主がもともと和食のご出身だったなんて経歴も無縁ではないのでしょう。

さて、注文したのはキーマカレー。馴染みのある固形のカレーではなく、前述の通りスープ状のサラサラしたキーマカレーを提供しております。キーマカレーは、ひき肉を使ったカレーなので何ら間違ってはいません。カレーというよりもスープといったほうがイメージが近く、カレーらしい重たさは一切感じません。トマトの風味がメインをはり、スパイスはこれを引き立てるように辛味を追加しております。カレーの軽さを補完する意味ではないと思うが、挽肉がたっぷりなのが食べ応えも作っております。これは男性も女性も満足できそうな一品です。

平日の13時半以降に提供しているというドライカレーにもチャレンジ。カレー自体は濃厚なもので、スパイスと合わせてご飯に襲い掛かります。ご飯もクミンライスになっており、カレーをしっかり待ち受けております。これに重ねる形で、胡麻が甘味を、トマトが酸味を、三つ葉が苦味を加える。言うならばタコライスのイメージに少し近いかな？玉ねぎのアチャールの爽やかな辛さもアクセントとして上手に働いております。

さて、ここは一体何カレーのお店なのかに答えないとですが、やはりカテゴライズが難しいですね。最激戦区で生き残るだけのオリジナリティー溢れるカレーということだけお伝えさせていただきます！ご馳走様でした。

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パンチマハル
03-3292-6439
東京都千代田区神田神保町1-64-2 野間ビル
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13026681/