洞窟の中にあるレストラン！@Flavio al velavevodetto　ローマ

「私達は提供しません、ミートボールのスパゲッティ、アルフレッドスタイルのフィットチーネ、ボロネーゼスタイルのフィットチーネ、ラザニア、そしてカプチーノ」

刺激的な注意書きで迎えてくれたレストラン『Flavio al velavevodetto』。ローマの下町にあるレストランで、洞窟の中に作られた空間が話題で日々賑わいを見せるレストランでございます。冒頭の意思表明は、いわゆる観光飯として注文がよく入るためでしょう。自分達のこだわりの料理を出したいという気持ちが伝わって参ります。

そんなこだわりの名物が”ポルペッタ・ディ・ボッリート”、いわゆる茹でたミートボールのこと。一度茹でた肉を丸めてから焼くという手間がかかる料理なので、なかなかお目にかかれないんだとか。中身には野菜や香辛料がたっぷりで、複雑な風味に仕上がっております。日本の柔らかいミートボールに慣れていると、多少パサつきもあるような印象も。

パスタは、アルフレッドでも、ボロネーゼでもない海老の「フィットチーネ」を注文。ビスクのように海老の旨味が濃厚に抽出され、モチッとしたパスタと相性のいい組み合わせになっております。

「リガトーニ」はアマトリチャーナでいただきましたが、この食感の強さは個人的には苦手でした。顎が鍛えられそう。笑  味付けは好きなだけに、これは単純に好みの問題でしょう。

その他、注文メモ。

「コラテッラ」これは好みが確実にわかれるでしょう。匂いがかなり強いです。

「鶏肉のトマト煮込み」様々な部位を楽しめる。皮の部分の脂身は好きだが、身は少々パサつきあり。

—

《店舗情報》
Flavio Al Velavevodetto
Via di Monte Testaccio 97/99, 00153 Rome, Italy
+39 06 574 4194