超絶お気に入りのトラットリア！！@Da Cesare al Casaletto　ローマ

イタリアグルメツアーの舞台はミラノから「ローマ」へ！ローマ郊外にあるトラットリア『Da Cesare al Casaletto』へ。レストランの目の前に車を止めれば後ろからクラクションが鳴るような道。間違いなく地元の方々向けで、ご主人に聞けば「８割は地元の人たち」とのこと。家族経営のお店で、サービスは息子さんと二人。注文をしようと何度も呼ぶと、「時間がないのか？」「うちはスローリーな店だ」と。一瞬ひやっとするも、実はとてもユーモアのあるご主人。日本でいえば職人堅気といった感じなのでしょう。日本でもこういう性格の人の料理は期待できるもの、こういうことはどこの国にいっても変わらない。

まずは「アンチョビ」。うわぁ、鼻血がでそう！って見た目ですが、濃厚さはありつつも意外にもこれがすっきり。これってきっとオリーブオイルの違いなのでしょうね。

次はクラッカーを鳴らしたような「イカのフリット」。蛍烏賊のようなサイズ感で、蛍烏賊のように濃厚な味噌が隠されます。普段はイタリアンって塩気の強さが気になりますが、これが一切ない適度な味付けでございます。

ここから肉料理を連打。仔牛の料理は、白ワインと白ビネガーの酸が上手に機能してあっさりとした仕上げ。

トリッパの料理は辛味をベースにしつつも、圧倒的なミントの香りですっきり感を作り上げます。

トマトと煮込んだ「オックステール」も美味。これだけ肉料理を食べても後にひきづらいないのが素晴らしい。

最後に注文した「コラテッラ」でも同じ印象。ハツとレバーを海外で食べるのは恐怖感のある組み合わせでしたが、これもまた濃厚なペーストながら上手な味付けで重たさを感じさせません。日本でいうともつ煮込みって感じ。

ちなみに、１０年ここで営業しているそうだが、それまでフランスやルクセンブルクなど様々な国でイタリア料理をふるまったそう。故郷に錦を飾る店！？とでもいうべきか。いつか日本にもこないかな？それほどお気に入りになりました！

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《店舗情報》
Trattoria da Cesare
+39 06 536015
https://www.trattoriadacesare.it