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2019.04.28 夜

ミラノを代表するトラットリア!?@TRATTORIA MILANESE ミラノ

海外(イタリア)

海外

★★★★☆

ミラノでの最後の晩餐、やってきたのはミラノを代表するトラットリア(?)の『TRATTORIA MILANESE』。名前がもうミラノのトラットリアを代表せざるをえない感じですよね。笑 同じ名前のレストランがもう1つ存在しますが、実は狙っていたのは違うトラットリアの方。間違えてこっちにきてしまったのですがこれが大正解。捨てる神もあれば、拾う神もある。イタリアの食神様、ありがとう!

メニューはミラネーゼを名乗るのにふさわしい郷土料理が並ぶ。今回の食事にはイタリア在住のゲストがいらっしゃったのでメニューはお任せ。料理名はわからないので、写真を中心にレビューさせていただきます。

まずは、このスフレのような一品。かぶせたふわふわのチーズが強すぎる懸念もあったが、ふんわりした卵がいい感じに吸収。このままでも美味しいし、パンにつけて食べても美味しい。

お気に入りは、この「オニオンスープ」。とろみというよりも若干固形に近い感じで、スープというよりグラタンのよう。だが、玉ねぎだけが作りだしたとろみなのでその甘さが全開。これ日本に持って帰りたいなぁ。

パスタも素晴らしい!!赤ワインで煮込んだソースに絡めたパスタなのだが、シンプルがゆえに癖になる。誤解を恐れずいうと、安いワインで作ったほうが相性がよさそう。

最後の晩餐なので、ミラノ名物の駆け込み需要を満たしておきましょう。1つは「リゾット アッラ ミラネーゼ」、黄金の色を作るのはサフランが正体。別の店で食べたものはチーズがたっぷりだったが、ここではチーズの存在はほぼ感じない。お店ごとに特徴が異なるんですね。こういうのも面白い。チーズの代わりってわけではないが、しっかり残った芯が存在感を締めます。なんでもイタリアにおける良い米って必ず芯が残るものなんですって。

もう1つは「コトレッタ アッラ ミラネーゼ」、いわゆるミラノ風カツレツってやつです。だいぶ薄く成形しているが、味付けでもかなり薄め。どうやら自分で塩などで味を調整するようだ。

それにしても安いなぁ、イタリアのレストランは。これだけ食べて費用は一人5000円程度。毎日イタリアのトラットリアを巡りたいものです。ご馳走様でした!

《店舗情報》
TRATTORIA MILANESE
Viale Gorizia 30, 20144 Milan, Italy
+39 02 835 7670

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