2019.03.03 昼 氷見名物に追加すべきラーメン店!!@貪瞋癡 ラーメン・つけめん 高岡・氷見 1000円〜2999円 ★★★★★ 富山県の北西部にある氷見市。漫画家の藤子不二雄A氏の出身としても有名で、街中の至るところに忍者ハットリくんの姿を見つけることができます。ちなみに、氷見に向かう電車の中でもハットリくんがアナウンスを担当しておりました。 グルメ的には氷見うどんや寒ブリなどをはじめとした海産物が有名。だが、目的地はそのいずれもなくラーメン店の『貧瞋癡』でございます。 えっと、、、何て読むんですかね?笑 これで、”どんしんち”って読むそうです。仏教の用語で、「貧」は貪欲、「瞋」は瞋恚という怒り、「癡」は愚痴や無知の意味。きっとこういう煩悩を断ち、ラーメン作りに取り組んでいくという想いが込められているのでしょう。その効果もあってか、駅からも遠いラーメン店には20人を超える行列が作られております。求めないことこそが成功の秘訣なのでしょうか。勉強になります! 一番人気は氷見産の煮干しを使った「煮干ラーメン」。スープとトッピングは別皿で提供されます。これはスープへの自信の表れでしょう、まずは混じり気のない状態でスープを一口いただきます。透き通ったスープにもかかわらず、煮干の旨味がぎゅっと凝縮される。鶏油の風味も含めて、そのファーストタッチには正直驚きました。 受け止める麺は少々かためで、風味もばっちり感じられる。絶品のスープにふさわしい麺でございます。ややもすれば、トッピングの存在を忘れてしまうほど。レアチャーシューや岩海苔なども表情を変えるいいアクセントになります。 せっかくなので白醤油も。少ししょっぱさを感じるが、まろやかな醤油の風味は極上。とろけるチャーシューにも注目してほしい。本当に素晴らしいラーメン店でございました。氷見名物には、漫画家やうどんに海産物だけでなく、この貧瞋癡も含めていいでしょう。ご馳走様でした!! — 貪瞋癡0766-72-0104富山県氷見市朝日本町1-30https://tabelog.com/toyama/A1604/A160402/16001104/