非公開メッシタがシェフのご自宅で復活！！@鈴木家（旧メッシタ）

目黒にあった人気イタリアンの「メッシタ」。結局訪問できずに閉店したのを嘆いておりましたが、シェフのお名前をとった『鈴木家』として復活したとの噂。メッシタ時代から予約困難なお店でしたが、今度はハードルがさらに高くなっております。連絡先はおろか住所までも非公開というおまけ付き。そんな鈴木家へお邪魔してまいりました。

お店はなんと鈴木シェフのご自宅。そりゃ、住所も非公開だわ。時代が時代ならタウンページに載っていたのかもしれませんが。笑　レストランスペースは、モダンアートのようなスタイリッシュな空間に仕上がります。料理はその細い腕からは信じられないほど骨太で、素材とシンプルに向き合ったもの。大皿で提供される料理はボリュームも含めて圧巻でございました。こういう豪快な感じが、こそが本場のイタリアンって感じがしますね！

「カプレーゼ」はイタリア産の食材のみで作られます。トマトの酸味というか旨味というか驚くほど美味。この酸味に空腹中枢が否が応でも反応してしまいます。

お次が「白アスパラガスとゆで卵」。なんて豪快な！！アスパラの素材の旨味を楽しませつつ、チーズや茹で卵もきっちり脇を固めます。

お気に入りはこの２つ。１つは「鯖のフリット」、鯖の脂の旨味と油の風味が一体化しております。

「鳥レバー」もすごい、ペッパーの風味と醤油の風味が完璧！！レバーの脂がそこに融合していきます。

そして、圧巻はこの「鶏肉」ですよ。もう鶏肉としかご紹介できないくらいシンプルに「鶏肉」です。ナイフだけ刺して提供するなんて、、、言った通り骨太でしょ？

最後は骨太ならぬ極太のパスタを使った「菜の花のスパゲッティ」で締め。本当によく食べた、そして本当によく飲んだ。ご馳走様でした。