2019.01.05 夜 銀座の中心でフレンチを食らう!!@THIERRY MARX salon フレンチ 銀座・新橋・有楽町 30000円〜49999円 ★★★★☆ 銀座の中心である四丁目交差点にあるフレンチ『THIERRY MARX(ティエリー・マルクス)』。テラスからは銀座の中心地の夜景をのぞことができます。店名はシェフのお名前ですが、彼はフランスなご高名なシェフ。パリや銀座で出店しているだけでなく、大学で未来の食糧事情を研究し、調理師のための学校も主催しているそうだ。料理人の枠を飛び越え、世界の食のために働いているような印象ですね。きっと人格者なのでしょう。 人格者の料理は一体どんな感じなのでしょう。サービスの方曰く、もともとはクラシックなフレンチからスタートしたそうですが、途中から真反対ともいえるモダンガストロノミーにふった料理を提供していたそうです。全体的に、この良い所どりというか、この間の子といった実にバランスのいい料理を提供しております。 印象に残った料理をいくつかご紹介。まずはスープ。フランスで人気の高いホロホロ鶏入りのコンソメスープ。トリュフを含めたきのこ達の出汁の風味も含めた超濃厚スープ。具材には蕪なんかも参加しておりますが、味が染み付き、新しい命を吹き込まれたような味になっております。 そしてスペシャリテの1つであるキャビアの料理。見た目の可愛らしさは言わずもがなだが、その味も素晴らしい。チキンの胸肉のペーストをトーストに塗りつけ、その間にキャビアを敷き詰めるというビジュアル。ペーストがゆえにパテはトーストと一体感を作り、少々塩気は強いが圧倒的なキャビアの存在感が脳に幸せホルモンを作り出します。これ最高! これはもやしのリゾット。リゾットはもちろん米料理だが、米に見立てたのがもやし。一般的に安価な食材を主役にするギャップが憎らしい。だが、味付けにはマッシュルームのエスプーマ、チーズやトリュフなど主役級の食材がしっかり下支えをしております。 メインは、魚はサワラ、肉は蝦夷鹿が担当。ふわふわな焼き上がりのサワラに、フライパン1つで焼き上げたという蝦夷鹿からは火入れの能力の高さが伝わって参ります。 少々塩気が気になるのはご愛嬌、ワインをすすませるアイテムと考えれば違和感はございません。 フレンチらしくデザートは充実しているが、一番ユニークだったのは「お重」。 メニューにも記載されていたので、てっきりご飯物が登場するかと思っていたが、球体の器が分解されると可愛らしいデザート達が登場するのです。 ずばり素敵でございます。ティエリー・マルクス氏の料理は、きっと人を喜ばせるという気持ちがベースになっているのですね。ご馳走でした! — THIERRY MARX salonhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13199524/