2018.10.26 夜 福岡が誇る寿司の名店!! @鮨 さかい 寿司 福岡市 10000円〜29999円 ★★★★★ 全国有数の鮨処である福岡県。海に囲まれた九州の魚介の幸がその肩書きを下支えしております。魚介のレベルが高いので寿司屋が育たないなんて言う人もいますが、そんなことは一切ございません。レベルの高いお寿司屋さんがひしめき合うのが福岡県です。その中でも江戸前の技術を東京で学び、九州の魚介と融合させた寿司店『鮨さかい』の活躍がめざましい。大将とは何度か顔を合わせていましたが、今回が初訪問となりました! 九州の素材が中心のつまみから開始。特に印象に残ったのは、スペシャリテの1つである「河豚」。地元福岡県のトラフグに山陰地方の鮟肝を重ねます。河豚の食感を感じるたびに、鮟肝の旨味が口に溶けていきます。 最後はこれをワカメで洗うという技。シャリを使うの店が多いなかでこれは新鮮な試みですね。 江戸前らしい仕事という視点では、いくらと雲丹を重ねたつまみが面白い。皮を外したてのいくらで、ぐにゃっとした食感を実現。余計なものがなく旨味だけが口に溶けていくようです。 季節がら松茸の土瓶蒸しまで楽しませてくれました。その他のつまみは、こんな感じ。 「黒豆」八女産 「蛸」大分産。柚子の香りが上手に皮にうつされてます。 「蟹身」蟹味噌とスダチ。柚子や紫蘇が香りのアクセント。 「アラ」対馬産。26キロアップの力強さ。五日目の熟成で引き出した旨味と強めに炙った香りが素晴らしい。 「鱈白子」出汁でおひたしに。出汁にも白子の甘みがうつり、相乗効果を生み出します。 「鮑」蒸し鮑 「鮟肝」余市産。とける!当然だけど、とける! 「ノドグロ」こちらも九州が誇るブランド、対馬の紅瞳でございます。味噌漬けでいただきます。 握りも安定のレベルの高さ。ちなみに鮪の卸は石司さん。ミトミえもんの好きなお店は石司さんの鮪率が非常に高い。例外なく、さかいの鮪も絶品でございました!この大トロ部分の美しさをご覧ください。赤酢主体のシャリとの相性はやはりいい。 「平目」朝5時に〆たもの。 「白甘鯛」三日目 「小肌」 「赤身」 「中とろ」 「車海老」 「鯖」対馬産 「ハガツオ」 「馬糞雲丹」 「穴子」 「玉子」 「巻物(鮪)」 — 鮨 さかい092-726-6289福岡県福岡市中央区西中洲3-20 LANEラウンドビル 2Fhttps://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40034544/