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2018.10.24 夜

1ヶ月(10/1~10/31)の限定のレストランが登場@中井聖子(仮)

日本料理

銀座・新橋・有楽町

1ヶ月(10/1~10/31)の限定営業!!

場所は新橋。普段は「をん」として営業しているお店を間借りする形で、大阪出身の中井聖子シェフが腕をふるっております。彼女は大阪の名店の「カハラ」やパリの「TOYO」で修行。満を持して3月にお店をオープンさせる予定だが、それまでの助走期間として新橋で営業をしております。ということで、一足先に彼女の料理を楽しませていただきました。

料理はやはりとても女性的な印象。品数は多いが、1つ1つは女性も十分に完走できるサイズ感に仕上げております。フレンチの中に和のエッセンスをふんだんに盛り込みます。こういうアプローチの中はややもするとあべこべな印象を残すが、そこを女性的なセンスも含めて上手に仕上げております。

きぬかつぎをミモレットのチーズと合わせてみたり、河豚や甘鯛などの刺身はカルパッチョのようにオリーブオイルと塩で調味する。

煮るのは旨味をロスすると、豚の頬肉はゲランドの塩で漬け込むだけ。

天然キノコの天ぷらは全粒粉を使ってカリカリに仕上げるユニークネスをみせる。

しかも、しっかり揚げても劣化しない素材を選択しているのは計算高さも感じます。個人的にはこのとら河豚の天ぷらが優勝でした。

メインでは魚介はホタテ、肉は短角牛のヒレ肉を使う。前者にはカハラでも名物であったからすみをふんだんに使うアウトプットを見せます。  

最後は和食のように食事で締める。しかも、季節を感じさせる銀杏から始まり、いくら、唐墨と3つのバリエーションを見せる。

銀杏!

いくら!

唐墨!

果たして3月のオープンではどんな名前になって、どんな料理を出すのか。それを楽しみするには十分な料理達でございました。営業期間はあと2日。3月まで待ちきれないという人は新橋へ急げ!

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