2018.09.28 夜 名古屋にいて京都をこれほど感じる店はないでしょう。@京懐石 八泉 日本料理 名古屋市 10000円〜29999円 ★★★★★ 名古屋にいて京都をこれほど感じる店はないでしょう。今回の名古屋ツアーの目的地である『京懐石 八泉』の印象だ。京料理と名乗る店の中で、味付けや設えに疑問を持つこともあるが、こちらは正真正銘の京料理。修行先はもちろん京都で、「山ばな平八茶屋」と「吉泉」で働いたそうだがそこから一文字ずつ頂戴しているそう。何よりも感謝や尊敬を屋号に込める大将のお人柄もよく表していますね。 秋の食材である松茸を堪能!フライで登場しましたが、個人的にはこれが一番難しいと思う。 松茸の中にある水分こそが旨味なので、失敗すればその全てを失います。だが、大将が揚げたフライの中には水分量がたっぷりの松茸がちゃんと存在しておりました。美味い!!名古屋名産の車海老とも連れ立ってお椀でも登場いただきました。 鱧も大活躍。この時期ももう落ち鱧なのでしょうか。たっぷりと脂ののった鱧を焼き、胡瓜とともに提供。まるで鰻ざくのような酸味のきいた一品。酸味で、強い鱧の脂と香ばしさとバランスをとっているのが素晴らしい。 この鱧は最後の食事でも活躍。焼き鱧、舞茸、銀杏など秋を彩る食材たちが、少し横に広めの土鍋に集合。 食材たちの素晴らしさにお代わりは3杯を数えましたが、一番注目してほしいのは「おこげ」。パリパリというよりも、薄く表面だけに焦げが付いているんですが、これが最高の調味料の役割を果たします。常に火加減を見て場所を調整した結果なんだとか! カウンターの奥には自ら積んできたという花がセンスよく据えられています。素晴らしい料理に、素晴らしい人柄の大将と女将。おもてなしの心を持った八泉は、まるで京都に来たような素敵な時間を提供してくれます。 その他、料理。 「茄子と鮑の蒸し物」 「向付(ヒラメ、トロ、蛸)」 「鮎の飯蒸し」木の芽入りの葛餡、ゆず 「八寸」小肌握り、鱧の骨煎餅、鰆の幽庵焼きなど。 — 京懐石 八泉052-783-0600愛知県名古屋市千種区猫洞通4-34https://tabelog.com/aichi/A2301/A230107/23001725/