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2018.02.20 夜

これが博多第3の鍋「炊き肉鍋」だ!!@金蔦 六本木

鍋・おでん

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★★☆

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博多の鍋といえばもつ鍋と水炊きが有名ですが、第3の鍋である「炊き肉鍋」をご存知でしょうか?博多で話題をさらい、東京に進出したのももう3年前。一定の知名度を獲得し始めた「炊き肉鍋」を提供するのは博多の中心地の春吉で生まれた『金蔦』。すでに東京でも2店舗展開しておりますが、本日訪ねたのは東京1号店の六本木のお店です。

さっそく鍋の紹介をさせていただきましょう。まずはこの写真をご覧ください。中心部を鍋にして、これを肉の山が囲っております。この圧倒的なカルデラのようなビジュアルに心を鷲掴みにされますね。ちなみに、カルデラってスペイン語で鍋って意味なんですよ。炊き肉カルデラがインスタグラムを中心にSNSを席巻しております。

見た目も面白いが作ることもエンターテインメント。山を崩して一気に火山口に肉を落とします。完成したものを崩すのって何でこんなに快感なのでしょう。いわゆるしゃぶしゃぶなのですが、エンターテインメントの力が全く新しいものに感じさせます。二日間も煮込んだという牛テールスープ、九州の黒毛和牛(この日は佐賀牛のサーロイン)、肉に隠された大量のネギで構成されます。しゃぶしゃぶであること、ネギがたっぷりであることなどもあってか、驚くほどあっさり食べれてしまいます。

つけだれは2種類。1つは牛テールと塩のたれ。しゃぶしゃぶ自体も牛テールを使っているので、一体感のあるプレーンな味付け。「炊き肉鍋」の味はまずこちらでダイレクトに感じてみてください。もう1つは、トマトと白ワインで作ったもの。あっさりさっぱりな方向性で、酸味が強さに味の変化を楽しむことができます。飽きさせない工夫も他にも。辛味のある3年熟成の梅味噌や青唐辛子などで調味も可能です。

鍋の最後ももちろんうどん。残った出汁にモチモチした杵打ちしたきし麺を投入。肉の旨みを吸収した出汁に、加えられた胡椒が最高の締め料理を完成させてくれます。平打ちの麺もしっかりスープと絡むので、最後まで無駄なく「炊き肉鍋」を堪能することができます。

鍋までの助走を手伝ってくれた、その他の料理たち。

先付「青森産のしじみ飯」

八寸「独活のキンピラ、豆腐、ジャコ天、和牛のたたき等」

蒸物「茶碗蒸し」中心分には大ぶりのベーコンが!

金蔦 六本木
050-5571-9295
東京都港区六本木4-12-11 竹岡ビル B1
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13182345/

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