炒飯好きなら絶対食べるべし！！@梁山泊

人の行列は見たことがあるが、車の行列はあまり見たことがありません。青梅街道沿いにある中華料理店『梁山泊』では、店横にある駐車場に入るために車が列を作ります。

創業４０年近い中華料理店の名物は、「肉あんかけチャーハン」。広い厨房をコの字で囲むカウンターの上には次々とチャーハンが配膳される。客の９割以上がこの名物を注文しているのだ。

厨房をのぞくと８人ほどの店員さんが忙しく働きます。そのほとんどの人があんかけチャーハンに関わる動きをしています。その中でも重要な仕事をこなすのは、シンプルな卵チャーハンを炒める人とあんかけをチャーハンにかける人だ。

どどーん！この圧倒的なビジュアルをご覧ください。潔いまでに細切りの豚肉のあんかけがご飯を覆い尽くします。美しいとは言わないが、フォトジェニックとは言っていいでしょう。

さっそく一口。濃厚な醤油ベースの餡でとろみも強い。豚バラの細切り肉に玉子と片栗粉を混ぜて、肉をコーティング。中華スープの入った鍋で醤油、酒、砂糖などで味付けするようだ。これが濃厚な醤油ベースの味を生み出し、癖になる味を完成させている。むしろ、禁断症状がでるほどの個性を手にしている。チャーハン自体は主張が少ないのだが、ふわふわな卵などが飽きさせない装置として働いています。

味付けで塩分は強めではあるが、ジャンク的なニーズは完全に満たしています。店外にできる車の行列が禁断症状の証拠。しのごの言わず、炒飯好きなら絶対食べるべし！！

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梁山泊
03-3928-9284
東京都練馬区関町南3-4-51
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132105/13003805/