2017.02.14 昼 酒と肴を楽しんだ後に、〆に鰻が待っている。@川栄 鰻 大塚・巣鴨・駒込・赤羽 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 孤独のグルメの五郎さんも訪ねた赤羽『川栄』。大衆店が並ぶ赤羽の街に五郎さんはぴったりだが、彼は本当の赤羽を楽しむことはできない。なぜなら、アルコールが飲めない全くの下戸だからです。赤羽周辺は昼酒のメッカだからであります。 その証拠に平日だというのに、ランチで待ち時間が発生。電話番号を伝えて待つスタイル。時間潰しに散歩してても昼酒を楽しむ人々をいちらほら見かけます。鰻を一人一品必ず頼むことをルールにしているのは、ひたすら酒とつまみを楽しむお客さんがいるからだろう。もう1つの有名店の「まるます」なんかでは、他の店で酒を飲んだ人の入店お断りなんですよ。酒飲みにとっても上級者向けの街なんです。 さて、さっそくビールと合わせ盛り。ホロホロ鳥のお刺身とたたきを一皿にのせたツマミ。丸々1羽を仕入れで新鮮さが担保されるので、刺身の提供が実現できるんですね。あー、日本酒飲みたい。特にたたきの皮目の香ばしさが堪りません。 真打のうな重。特上の最特をいただきます。1946年の創業から継ぎ足しで守ってきた老舗の味。関東風の鰻は、串打ちしてから白焼きして蒸すのが通常。川栄では串打ちした生の鰻を蒸しに入れて、最後にタレ焼きするそうだ。これの効果なのか食感は驚くほど柔らかい。白焼きをせずに蒸すので身崩れなどを防ぐには気を使うのでしょうね。タレがあっさりめでスッキリ、固めに炊いたお米との相性はいい。 酒と肴を楽しんだ後の〆としていただきたいところですね! — 川栄050-5869-0614東京都北区赤羽1-19-16https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13008753/