2017.01.11 昼 漬け続けること146年。魚介の粕漬をお楽しみください。@鈴波 東京ミッドタウン店 日本料理 六本木・麻布・広尾 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 漬け続けること146年。明治四年創業の漬物屋「大和屋」は名古屋が本店。彼らの味は東京ミッドタウンでも楽しむことができる。特に魚介の粕漬けに特化した店が『鈴波』。本日はこちらでランチをいただきます。 魚介の粕漬の代表格といえばやっぱり銀鱈ですよね。「銀だら定食」をいただきます。独特な甘みで身のどこまでも浸透しているのではないかというほど強い。心なしか酔っ払いそうです。「魚久」などの京粕漬に比べても明らかに甘さが強い。 これはご飯が足りなくなるのは必至。これまた甘みを感じる新潟産のコシヒカリがどんどん消費される。さすが漬物の専門店。奈良漬なんかの援護射撃もありあっという間に茶碗が空になりました。赤出汁には八丁味噌を使っていることを含め、これが名古屋の漬物の味といったところでしょうか。 ひたすから濃い味でしたが、食後感はスッキリさせてくれます。紀州産の梅果汁をブレンドした梅粕酢だ。酢の酸味よりも爽やかな味が全面に立ちます。 強い甘みからスッキリした深みのある粕まで。146年も漬け続けてきた実力で自由自在に粕を操るお店でした。贈答にも使われることの多い鈴波。ここは覚えておいて損はないと思います。 — 鈴波 東京ミッドタウン店03-5413-0335東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13037342/