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2017.01.06 夜

正月はやっぱり日本料理に限ります。正統派の日本料理の「太月」。@日本料理 太月

日本料理

原宿・表参道・青山

10000円〜29999円

★★★★☆

突然ですが、親孝行してますか?18歳で東京に出てから滅多に帰らないという親不孝者ですが、今年はお年玉がわりにプレゼントを贈りました。ラジカセが欲しいというのですが、今の時代なかなか探すのに苦労しました。やっとこさ送ったラジカセも使い方がわからないと放置されているようです。笑

さて、今回は最高の親孝行を実現した人を紹介したい。表参道の日本料理店『太月』のご主人である望月秀雄氏だ。創業100年をこえる「濱田家」やミシュランの獲得経験のある麻布十番の「割烹喜作」など本格的な日本料理の修行を経て、2013年に独立開業。しかも「濱田家」時代には現在の奥様である美しい女将さんとも出会っている。この時点でも十分な孝行息子ですね。だが、もっと素敵なのは店の名前の由来。太月はお父様が経営していたステーキの店の屋号を継いだのだとか。これはめちゃくちゃ嬉しいですよね。

では、食事をいただいてみましょう。1月最初の週の日本料理ですからね。正月を感じさせる料理が並びます。

最初の料理は「海老芋饅頭」には酉年にちなんだ鶏の団子。菜の花の餡が彩りを加えるとともに味にアクセントを作ります。

お椀にも白味噌の雑煮が登場します。縁起のいい亀甲大根に雑煮の代表格であるうぐいす菜などが具材。白味噌に同化するようにいれられた河豚の白子の焼き目からの香ばしさが最高のアクセントになります。

一番最後も七草粥でしめます。お母さん、息子はこんなに美味しい正月が過ごしております。

全体的には、正統派の日本料理や茶懐石といった印象。「柚子釜の茶碗蒸し」など日本らしい手間暇かけた料理など正統派にふさわしい料理が並ぶ。

さらに、コスパのわりに食材の充実しているなど、あっとういまに人気の日本料理店に成長したことに納得感が強い。どうですか、この豪華な食材達。

「八寸」鮑、蛸、クワイ、カラスミ、ウルイのアーモンドの白和え、海鼠酢、白魚の雲丹焼き、公魚の南蛮漬け

「向附」カジキ、キンキ(勝浦)、河豚(下関)

「焼物」伊勢海老の塩蒸、真魚鰹の西京焼き、金柑の甘煮

「蒸物」ぐじの蕪蒸し

強肴では牛の鴫焼き。鉄板焼きを営んでいたお父様のエッセンスをここに感じます。フレンチの代表的な食材の黒トリュフを使い、日本料理らしく出汁につけて味付けした卵とともにいただきます。この卵も地元神奈川の寿雀卵を使用しているそうです。

気さくな大将、美人の女将。お二人と過ごすことが素敵な時間と料理をつまみに、美味しいお酒をいただけました。親にもこういう美味しい料理を食べさせてあげなきゃな。

日本料理 太月
03-6450-5991
東京都港区北青山3-13-1 北青山関根ビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13160021/

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