2017.01.04 夜 東京で食べられる新潟の「カツ丼」@新潟カツ丼 タレカツ 本店 とんかつ・揚げ物 秋葉原・神田・水道橋 1000円〜2999円 ★★★☆☆ タレカツって知ってますか?いわゆるカツ丼なのだが、新潟発祥のタレカツは卵でとじないのが大きな特徴。揚げたての薄めのトンカツに甘辛い醤油ダレをくぐらせただけのシンプルな料理です。卵はおろか野菜すら一切見当たりません。やはりご飯が美味しい土地柄だけに余計なものが必要ないのかもしれないですね。 ちなみに新潟で「カツ丼」といえば、このタレカツが出てくるのが通常なのだそう。新潟のご出身の方々は東京でさぞ驚かれたことでしょう。なんで卵が入ってんだ!なんて。 このタレカツを神保町の『新潟カツ丼 タレカツ』でいただくことができます。お米は新潟産でこしいぶき、豚肉も新潟直送の和豚もちぶたを使用。ご当地料理をご当地食材で作るのはいいですね。東京で食べられるということに贅沢さを感じます。 さて、肝心な料理をいただいてみましょう。タレカツといってもタレがベチャベチャな印象は全くない。カツ自体も純正ラードを使用しているからか重さとは無縁。一方でカツが薄さも手伝ってタレの味もしっかり楽しませてくれますのが素晴らしい。甘味がタレからも豚肉からも感じられます。これは結構好きなやつです。 このタレは印象としては鰻のタレに少々近い。そのせいか、卓上にある山椒と相性がいい。他にも、七味、山椒、紅生姜、辛子など調味料のラインナップが充実。シンプルがゆえに染まりやすいのでしょうか。さらに追加のタレもあるのでつゆだくなんかもできますよ。 野菜はいっさい入っていない清清しいカツ丼ですが、生姜のきいた白菜の漬物があります。こいつで小休止をはさみながら是非新潟の「カツ丼」をお楽しみください。 — 新潟カツ丼 タレカツ 本店03-5215-1950東京都千代田区西神田2-8-9 立川Bビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13040666/