上海蟹の季節がやってきた！@海上海

上海蟹の季節がやってきました！国土の大きい中国。一言で中華料理とくくることは難しいです。上海蟹は文字通り上海料理なので、上海がつく店で今年の初上海蟹をいただきます。『海上海』根津神社の近くの上海家庭料理のお店で、シェフは上海出身で２０年以上の経験を持つ。上海蟹をいただくのにふさわしい店といっていいでしょう。

この時期はメスですね。「蒸し蟹」にした上海蟹をいただきます。甲羅の中の内子と蟹味噌がたまらんす。食べるとこがほとんどないけど、この味わいは濃厚です。黒酢は上海料理の特徴の１つ。生姜も効かせた特製ダレがいいですね。

うまい！もう一杯！ということで今度は「酔っ払い蟹」。生きたまま紹興酒に漬けこみ、蟹のエキスがお酒の中に溶け出します。これは癖になります。蟹も酔っ払えば、ミトミえもんも酔っ払います。

せっかくなので、他の料理もいただいてみましょう。

「よだれ鶏」はゴマだれで提供。ラー油も大量ではあるが、ゴマだれの甘さが絶妙なバランスを作る。パクチーとの相性も抜群で、いわゆる四川風のよだれ鶏とは違うようだ。

「麻婆豆腐」も四川風ではない。上海料理らしい黒酢っぽい味付けで辛さはラー油。ナンプラーのような独特な味付けが施してあることも特徴的だ。

「焼き餃子」は、皮がものすごいモチモチでジューシーな一品です。

〆の一品には「中華屋さんの牛バラカレー」お蕎麦屋さんのカレーは出汁ベースだけど、中華屋さんのカレーは香辛料がたっぷり。パクチーもいい味だしてます。

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海上海
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