静岡にくる理由は「成生」があるからです。@成生

地産地消。地域で生産されたものがその地域で食べる、これこそ地方を訪ねる魅力だ。どこでも食べれるものをわざわざ時間をかけて食べるのには意味がない。

地元静岡の食材を中心とした天ぷらを提供する『成生』。さっそく大井川の落花生のスープから始まり、御前崎のクエを静岡名物の山葵でいただきます。六日間寝かせたというクエは旨味がたっぷりです。 

蓮根の天ぷらではより静岡を堪能できる。皮付きにとどまらぬ土付きなのです。地元の大地をいただいているということですね。芋のような食感で、糸をひく姿からは生命力を感じます。 

そして忘れてはいけないのが天ぷらの技術。素材の良さを少しも損なうことがない。

天ぷらのアイデアも面白い。海老の頭に味噌をのせて揚げているのだ。海老の頭ってあまり美味しいと思ったことがなかったが、これはうまい！ 

甘鯛の仕込みも面白い。鱗を間引くことで油の流入口を作っていたのだ。志村さんの動きには１つ１つの意味があるのですね。 

続々と揚がる魚と野菜。その全てに大満足。味はもちろんなのだが、音にも注目してみてください。食材が美味しくなっていく音が聞こえてきます。 

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1回目の訪問
「絶世の美女と絶品の天ぷらを！＠成生」
https://blog.33inc.jp/2016/08/21/28310/

てんぷら　成生
静岡県静岡市葵区鷹匠2-5-12 １Ｆ
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22015243/