2016.10.22 夜 うますぎて申し訳ないス!!@ヨシカミ 洋食 上野・浅草・日暮里 3000円〜4999円 ★★★★☆ うますぎて申し訳ないス!!お、結構な自信が伝わってくるコピーじゃないですか。こちらは、美味いなら文句はないですよ。浅草の老舗洋食店の『ヨシカミ』の看板には覚悟の言葉が印字されてます。 ところで、○○ッスって若者言葉だと思ってましたが、この看板が『ヨシカミ』に掲げられたのは昭和35年(1960年)のこと。 今から半世紀以上前から使っていた言葉なんですかね。近頃の若いものはと言いながら、さては大人の皆様も使っていたんじゃないですか。笑 名物の「ビーフシチュー」は美味すぎるのか!?4時間もかけてデミグラスソースで煮込んだというビーフシチュー。あっさりした口当たりなのだが、不思議と口の中で旨味が広がっていきます。 確かにこれは美味すぎる!牛肉はとろけるような柔らかさな一方で、じゃがいも、人参、いんげんには食感を残す工夫が施される。ごろっと入ったマッシュルームはその象徴で、素材の美味しさを感じさせてくれます。他のデミグラスソースの料理も是非食べてみたい。 人気の「オムライス」は美味すぎるのか!?ヨシカミではカウンターに座ることをおススメしたい。特にオムライスを作っている姿が目も楽しませる。ライス、ハム、タマネギ、グリーンピースなど一般的な具材にデルモンテのケチャップでチキンライスを作り上げる。 フライパンをふる姿は熟練度を物語ります。玉子は薄焼きな仕上げなのだが、箸でたたいて空気を含ませたぶん柔らかさも感じさせます。懐かしい普通のオムライスなのだが、丁寧に作られているので丁寧な味に仕上がります。こちらでもマッシュルームは存在感がいい感じです。こちらも美味すぎてスプーンがとまりません。 ヨシカミの料理は決して独創的なものではない。日本人の味覚にあうように丁寧に作られている印象です。もう1つお願いした「ポークソテー」はさっぱりした醤油味に柔らかい食感に仕上げられる。脂部分の旨味などは、やはり日本人が大好きなお米と素晴らしい相性を誇ります。 「うますぎて申し訳ないス!!」「いやいや、とんでもないス!!」 — ヨシカミ 浅草店03-3841-1802東京都台東区浅草1-41-4https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003654/