2016.06.01 夜 あらゆる肉が並んだ路地裏の食卓!@IBAIA 焼肉・肉料理 銀座・新橋・有楽町 10000円〜29999円 ★★★★☆ 肉焼き歴15年。 料理長の深味雄二氏は寡黙に肉と向き合う。その種類は問わない。牛はもちろん、豚、羊、鶏、鴨などあらゆる肉を焼き続ける。東銀座の路地裏の人気ビストロ『IBAIA』の特等席は厨房をのぞくカウンターだ。 やっぱり牛!迫力の「牛のヒレカツ」の登場だ。衣にパセリを練りこんであり、オージービーフとは思えないような風味。柔らかさも抜群で素晴らしいスタート。 希少価値の高い「リードボーの唐揚げ」に迫力の「T-ボーンステーキ」とやはり主役は牛。 T-ボーンステーキはご存知の通り骨を境にサーロインとヒレにわかれたステーキ。 異なる部位のため必要な火量が違うのに、さすが焼きのプロといった印象。 豚だって負けてない。「岩中豚のロースト」二日間漬けこんだというタレはもちろんだが、豚自体の味の濃さも感じられる。 羊は「串焼き」に鶏は「フライ」にと肉の市場にきたかのよう。 最後は、牛すじの煮込み入りの「鴨飯」パクチーなどの効果もあろ香りが複雑なのに味には一体感がある。肉焼き歴15年の実力、恐れ入りました。 しかし、IBAIAの自慢は肉だけではない。料理長が15年肉を焼けば、店主の兼安氏は18年もの野菜作り歴を誇る。オーナー家族で栽培する自家農園直送の野菜達も絶品だ。定番の「芽キャベツのフリット」や旬の「ホワイトアスパラ」は是非食べてほしい。 焦がしたバターやエシャロットの香り、そして、ピクルスの酸味やチーズのコクがアスパラの甘みを引き出す。これだけの肉と相棒としては十分な力を発揮している。 — IBAIA03-6264-2380東京都中央区銀座3-12-5https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13159072/