2016.05.30 昼 家族の「手」が繋いできた創業100年の天ぷら屋@八ツ手屋 天ぷら 秋葉原・神田・水道橋 1000円 ★★☆☆☆ 失われつつある日本の文化。いわゆる古き良きと懐かしんだ文化は急速に消えようとしている。核家族がすすむことで家族関係が希薄になり、都市開発が街並みも一変させている。 そんな時代の香りを残す神田『八ツ手屋』創業から100年以上数える老舗で、時代を感じさせる佇まいを持つ。この時代を生きたわけではないのにほっこりする感覚は不思議だ。 屋号は文字通り8つの手から始まったことに由来する。現在の店主の祖父、祖母、父、母の8つの手が始めた家族のお店。代々商売を大切に継いできたことも日本の美徳の1つだ。 さて、そろそろ天丼が届いたようです。「天丼(上)」(1050円)をいただきましたが、金額はかなり良心的な設定。 黒い丼つゆは江戸前のそれ。量が最小限なので丼つゆの重さは気にならない。天たねには海老を二本とイカのかき揚げにいんげん。油切れがよく、衣の重たさのわりにはくどさも感じない。さらに付け合せの生姜の新香や三つ葉とそうめんの椀がすっきりさを提供してくれます。 ここでは素材云々を語ることは粋ではない。家族の手が継いできた歴史を感じながら食事すること自体がエンターテインメント。八つの手が、これからも繋がっていくことを願ってならない。 — 八ツ手屋03-3256-6630東京都千代田区神田司町2-16https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000382/