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2016.05.19 夜

「鰻の蒲焼の発祥って浦和って知ってました?」@むさし乃

さいたま市

3000円〜4999円

★★★★☆

鰻の蒲焼の発祥ってどこか知ってますか?意外といったら怒られるかもしれないが、埼玉県の浦和なんだそうです。昔は湿地帯だったため、川魚や鰻などがたいそう獲れたのだとか。

ここ浦和にあって最も人気のある鰻屋の1つ『鰻 むさし乃』

メニューに特上の蒲焼を超えるブランド鰻の御膳を発見。「和匠御膳」(5600円)数量限定で、肝吸いや肝焼きが付く贅沢な重だ。

ブランド鰻といえば、「板東太郎」や「共水うなぎ」が有名。勉強不足で知らなかったが、むさし乃では宮崎県佐土原の「和匠鰻」を提供している。はじめまして、和匠鰻さん。

鰻の浦和らしさを見せてくれたのが「新仔鰻」である点。著しく成長の早い鰻で若くして成魚ばりの大きさに育ったもの。我々の世界でいうと、飛び級の天才児みたいなものでしょうか。その希少価値は高い。

素材への自信は「山椒をかけなくても美味しいですよ」という言葉に集約される。若さから享受できるものは、特有の臭みのなさや身の柔らかさ。さっそくいただいてみましょう。関東風の蒸した鰻ではあるが、この工程が必要ないのではというほど柔らかい。鰻の旨味を感じるには十分な肉厚さ。さらにタレが甘すぎず辛すぎずで鰻の味を邪魔しない。純粋にブランド鰻の味を堪能できます。これは素晴らしい。

つまみでいただいた「うざく」でも十分に鰻の旨味を感じられた。

強めの酸味とバランスをとって完全に中和させる鰻の旨味。ブランドだけに頼るではない鰻料理全般の能力値の高さも感じられる。発祥の地に恥じない絶品の鰻だ。浦和の自慢はもう一つ。飾られた写真の浦和レッズの選手たちを含んだ日本代表の顔。

ここ「むさし乃」には浦和の自慢がつまっている。

鰻 むさし乃
048-883-6344
埼玉県さいたま市浦和区東高砂8-3 1F
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11003959/

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