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2016.04.11 昼

「高山ラーメンの革命が始まった」@宮川伊吹

ラーメン・つけめん

高山・飛騨・下呂・白川

〜999円

★★★☆☆

お初にお目にかかります。こんにちは、飛騨高山。外国人の観光客が多いですね~。どうやらヨーロッパの人々が多いようだ。古い町並に散策する外国人の姿は昨今の京都を思わせる光景ですね。

さて、飛騨高山グルメといえば?パッと思いつくのは、「飛騨牛」「高山ラーメン」「みたらし団子」ってところでしょうか。 仕事まで30分という条件下で選んだのは高山ラーメン。

駅近で見つけたのが『宮川伊吹』。苗字を2つ足したような名前だ。この印象は当たらずとも遠からずのようだ。高山のラーメンの老舗の「宮川中華そば」とその息子さんが作った「麺屋伊吹」のフュージョン。そして、『宮川伊吹』は伊吹のご主人である息子さんの新店舗だとか。

高山ラーメンの伝統を守りながらの新しい中華そばの提案。まさにハイブリッドな高山ラーメン。新しい高山ラーメンの登場だ。ご主人は東京での修行経験もあり、集大成ともいえる一品なのだろう。そのこだわりは潔いメニューからも感じ取れる。

「中華そば(並)」(750円)一択なのだ。

伝統的な高山ラーメンには醤油のしょっぱいイメージ。一口スープをすすると煮干が前面に主張してくる。鶏ガラの旨味も深みとして機能。昔ながらの中華そばのニュアンスを保ちつつ、醤油に頼らない丁寧に作られた印象がいい。具材となる筍にもオリジナリティーを感じる。

さらに、脂ののったチャーシューは絶品。お腹に余裕があれば、「チャーシューご飯」(350円)も食べてみてもいいかも。

惜しむらくは、低加水の細麺にもかかわらずスープと麺の絡みがいまいちな点。

単体ではのど越しの良さなどポジティブな印象を受けるので、なおさらもったいない。しかし、総合的には十分に及第点。高山ラーメンの革命が始まった。

宮川伊吹
0577-57-7345
岐阜県高山市花里町6-9-3
https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21015334/

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