浅草といえば「天丼」！明治から続く天丼の味＠天藤

浅草には天丼の店が多い。天丼の発祥の地が浅草（三定）であることも無縁ではないだろう。

それにしても浅草の老舗っぷりには驚かされる。『三定』の創業は1837年。ここ『天藤』の創業も明治35年（1902年）。その他の店の歴史含めて、もはや頭がクラクラしてきますね。

これだけの老舗が多く共存できるのは、発祥ということだけでは担保できない。観光地としてゆるぎない地位の浅草。天丼とは相性が良い。天丼って２千円オーバーがざらだが、観光って懐が大きくなりますよね。この財布の緩みが浅草天丼の隆盛の一番の要因だと思います。

そろそろお店に向かいましょう。人気店である『天藤』と『天健』と天丼の名店が向かい合う。浅草に天丼屋が多い象徴ともいえる一角である。あとは『大黒家』などもすごい。

「かき揚天丼」（2000円）実はかき揚げが名物なのは天健のほう。天丼を頼むつもりが、なぜかかき揚を注文してしまった。若くしてボケが始まったか、、、揚げるのは主人。明らかに年季がはいった鍋の丼つゆをくぐらせ盛り付けていく。これは女将さんの仕事。何度も繰り返してきた共同作業なのでしょう。

丼からはみ出るのはデフォルト。

江戸前らしく天ぷらの色は真っ黒。見た目ほどのしつこさは感じない。

具材は小エビ、貝柱、イカ。衣も厚めだが、具材も多いのでそこまで気にならないですね。やや単調なためか後半少々しんどい。もしかしたら年齢のせい！？

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天藤
03-3841-5802
東京都台東区浅草1丁目41-1
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13095480/