限定５食のバベットステーキ！限定って言葉に弱いんですよねぇ@熟成肉×Bistro　OGINO

限定といわれるとついつい欲しくなることありますよね？これを社会心理学では「希少性の原理」と呼びます。マーケティング上すごい力を発揮しますが、実際は落とし穴もあります。

そんな話を交えて今日のランチのご紹介。訪れたのは代々木公園駅。もちろん目玉は公園だが、生活感のある街だなというのが最初の印象だ。熟成肉が売りのビストロに潜入します。ちなみに、ビストロとは大衆的な食堂という意味。なんだか代々木公園駅にはぴったりですね。

店内はクリスマスモード。レンガの壁紙やワインなどのインテリアが「ぽさ」をつくります。地下なのに採光が取れてるのもいいですね。

もちろんメニューは肉が中心。１日限定５食の「バベット（牛ハラミ）ボリュームステーキ」（1500円）を発見。

時は１２時４５分。まだ残っていることに反対に不安が芽生えます。だが、希少性の原理にひれ伏すミトミえもん。この間0.2秒くらいです。

まずは、チーズたっぷりのグリーンサラダ。

バベットステーキは程よい食感があるが総じて柔らかい。肉質は超上質とまでは言わないが。充分に及第点。限定での提供は採算が理由であろう。

ワインなどがあれば印象が変わったかもしれないが、味付けは非常に濃い。これが残念。この日は醤油ベースの和風ソースのようだが、辛くてついご飯をお代わりしてしまいましたよ。焦がしバターで風味を足しているところはいい印象でした。

期待しすぎるとハードルがあがっちゃうんですよね。これが希少性の原理の落とし穴。「限定なのに」という印象をもたれるとかえって損をしてしまいます。でも『オギノ』さんの場合は、良質なお肉を安く提供してくれてます。「限定なのに」ではなく、「限定だから」と評価される代物だと思います。

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