2015.12.14 夜 蕎麦の楽しみ方を再確認!まだまだ新しい蕎麦屋さん@蓮 そば 東京・日本橋 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 蕎麦屋の楽しみ方。その1つは蕎麦前である。いわゆる蕎麦の前のお酒。日本酒が定番ですが、そこはお好みでいいと思います。 蕎麦前のつまみには、蕎麦掻きなどが一般的。「鴨抜き」や「天抜き」なんて言えば蕎麦通と関心されるかもしれませんよ!ドヤ顔すると、通ぶってるなんて言われちゃいます。ちなみに、抜きは蕎麦抜きという意味。普通に言えば、鴨のみ、天ぷらのみということです。 まだ開業から2年の新しい蕎麦屋。そういった江戸っ子の蕎麦文化ではなく、わかりやすいメニューの構成です。おススメのメニューも蕎麦屋というより居酒屋的な印象ですが、おススメを網羅してみます。 「クリームチーズと塩こんぶ」意外な組み合わせだが、双方酒のつまみの代表。これはパスタとかおにぎりでも合いそう。それほど濃厚ということです。当然酒も進みます。リピーター続出という言葉に納得感。 「出汁巻玉子焼」玉子の旨味。しっかりした出汁。おろしのさっぱりさ。 名物と自信を持って言葉にできるだけのことはある。ボリュームは感じるが、ふわふわな食感でさらっと食べてしまいます。 「牛すじ煮込み」牛すじに加えて人参やこんにゃくなど具材は一般的。 ただ、デミグラスソースを思わせるほど濃厚。味噌の濃厚な甘味がさらにお酒を求めさせる。つまみとしては優秀な子供達ですね。 脂ののった「ブリ」の刺身を挟んで、いよいよ蕎麦の出番。 蕎麦前の目的はお腹を満たさずに酒を飲むことだが、完全に無粋な領域に突入。かなりお腹いっぱいです。 気を取り直して、「大海老天もり」。 風味もしっかりあり、二八が持つ程よい質感でなめらかな食感。そして甘味の強さ。蕎麦の風味だけで充分勝負ができます。はっきりいって天ぷらは必要がなかった。 ちなみに、、品種は山形県酒田市の「でわかおり」というそう。季節によって提供する蕎麦は変えているそうだ。 相方の蕎麦「仙人そば」も拝借。名前の由来はわからないが、鴨、ねぎ、わかめ、揚げ餅入り。やっぱり蕎麦は冷たいものに限る。せっかくの風味がもったいない。 やっぱり蕎麦の基本は「もり(ざる)」改めて蕎麦の楽しむ方を再確認するきっかけにもなりました。まだまだ若いお店、今後のさらなる発展を祈念しております。 — 蓮03-3668-1331東京都中央区日本橋茅場町3-3-9 坂詰ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13162224/