2015.12.13 夜 確かな腕に確かな想い。今後に期待せずにはいられないビストロ!@新富町 ビストロ・シンバ フレンチ 築地・湾岸・お台場 5000円〜9999円 ★★★★☆ 暖かみを感じるオレンジ色の壁。音楽もアメリカのミュージカル映画を彷彿とさせるような楽しげな雰囲気である。一瞬にして心をぎゅっと掴まれます。 前菜から本当に素敵です。「毛ガニ(セコガニ)の茶碗蒸し」紫色は赤カブのピューレです。セロリの葉をちらして味にもアクセント。器のセンス、料理の色使いと抜群です。味もしっかりともなっております。 「モンサンミッシェルムール貝のホイルバロン」パンパンのホイルから飛び出るムール貝達。貝の出汁って本当にうまいですよね。バケットと食べるもよし。 「大分産カワハギのマリネ」は少しだけ残念な結果。 量が少ないからとサービスいただいたのですが、お腹の相談してメニューを決めてるので、もう少し早く言ってほしかったです。。。とはいえ、きっちりと対応いただいたので不満はございません!マッシュルームといただくカワハギ、大変美味しゅうございます。 メインは「本日の豚のロースト」。ボリューム感に驚き!豚の骨の上に盛り付けられた圧巻の豚肉。かなり時間をかけてローストしていて風味が抜群。香りも抜群です。 あさの豚というご兄弟で作られている豚だそうです。このジューシーさは、飼育に対するこだわりの結果なのでしょう。そして、想いを無駄にしないシェフの気持ちがよくあらわれた料理。いろんな方々の努力の結果が味になるんですね。 そんな気持ちにさせてくれた『ビストロ・シンバ』。実は、まだオープンして3ヶ月。オーナーシェフの菊地佑自氏は10年間もフランスで修行を積んだのだとか。確かな腕に、確かな想い、今後に期待せずにはいられません。 ―ビストロ・シンバ03-6264-4218東京都中央区銀座1-27-8https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13186713/