2015.12.08 夜 これぞ京都の定食!追加で名物「鯖サンド」の注文は忘れずに!@祇園ろはん 日本料理 京都市 10000円〜29999円 ★★★★★ 京都で仕事。基本的には前乗り後泊を狙います。だって、京都ですよ。それ以外の理由が必要でしょうか?わかってくれる人にはわかるはず。 だが、しかし!入りは夕方、帰りは最終という日帰りの超強行日程。文句言うのは時間の無駄。いかなる状況でもグルメを突き通すのが信条です。終電まで約二時間。割烹等のコース料理や全滅です。そんな時に強烈にプッシュしたい店が『祇園ろはん』。 祇園四条のほど近く「定食」がいただける店があるんです!しかも、ただの「定食」ではない。値段もしっかり4000円を超えてくる。 でも安心してください、京都らしい懐石料理の名残を残すコース仕立ての定食なのです。これこそ捜し求めていたものです。カウンターのみでお一人様でも問題はない。 いただいたのは「魚定食(煮付)」(4300円)まずは、出汁の香る「ふろふき大根」。漉したあん肝が出汁に混ざり合うと表情一変します。さっぱりした柚子の香りがいいアクセントになりますね。 続いて「すっぽんの煮こごり」見てください。この仕事の繊細さを。終電で帰る気合を注入してくれます。 定食は残り魚のみ。だが、決してこれを忘れてはいけない。メニューの一番端にひっそりと書いてあるので見逃しがちだが、その名は「鯖サンド」。 こんがり焼いたトーストにバター。極太の鯖を大胆に挟み込み、大葉や沢庵で味を調える。およそ調和しないだろう食材が、おそろしく美しいハーモニーを奏でます。めちゃくちゃうまい! いやぁ、興奮しすぎましたね。定食の主役である魚は、「鯛のかぶと煮」をいただきます。 骨の髄まで食い尽くすとはこのこと。濃厚な味付けは箸を止めることを許さない。ご飯との相性は言うまでもない。 そして、丹後産のコシヒカリの炊き加減も絶品です。ご飯が一粒づつ生きてるように立ち上がる。ご飯は定食の命ともいえるもの。こだわりの強さはさすがの京都仕込みです。 — 祇園ろはん075-533-7665京都府京都市東山区大和大路通四条上ル廿一軒町232 1Fhttps://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26021262/