行列の坦坦麺の店。神田雲林の味をカジュアルな金額で！＠雲林坊

打ち合わせで昼を食べ損ねた経験ありますよね。そうゆう時に通し営業の店を知っていると重宝がられます！今日は秋葉原方面の通し営業の店をご紹介。昼時は行列必至。まだ、あんまり仲良くないお得意さんとは行かないように！ディズニーランドを初デートにしてはいけないのと同じです。

券売機やカウンターだけの光景を見て「チェーン店かよ」って目をしてませんか？全然そんなことないと伝えてあげましょう。雲林坊は人気店『神田雲林』のカジュアルブランドなんです。

メニューの分かれ目は担々麺の汁の有無。そもそも坦々麺は麺を担いで歩いたのが由来。汁なしがデフォルトなんです。そういったエピソードも交えて行列時間を過ごしましょう。

券売機の上には本場の味を意識した「激辛」であると明記されますが、実際のところ、けっこうマイルドな辛さです。

辛党を自負する人が相手なら「麻・辣激増し」をおすすめしましょう。

量が食べれるなら、お得なセットメニューがいい。もう１つの名物である「麻婆豆腐」をミニサイズをセットにできる。

ちなみにミトミえもんが頼んだのは「汁なし坦坦麺と小麻婆豆腐のセット」（1150円）

汁なしの坦坦麺のマイルドな辛さは単純な麻辣料理ではないためだ。もちろんこだわり抜いた麻辣を使用するが、ベースとなるスープに鶏やホタテなどの貝柱の力が大きい。コクがうまれ、大量のひき肉に味がしみていく。直接的にはこれまた大量の胡麻やナッツの影響も大きい。

次は麺の話。辛さに負けない麺自体の独特な風味を感じられます。これ全粒粉だからなんです。つまり、表皮、胚芽、胚乳などすべて使うのです。米でいうと玄米的な話です。麺類を食べて後悔しているお得意さんに栄養価が高い事実を伝えましょう。

セットの麻婆豆腐。こちらは花椒の力が強く、舌や唇に痺れを作るので順番を間違えないように。先に坦坦麺から口にすること。

麻婆豆腐も乱暴な辛さではない。豆板醤を3種類を独自にブレンドした複雑な味付けが奥深さを作り出します。旨味たっぷりの辛さはご飯との相性が抜群。

辛さ自慢な人は思ったよりも多い。この人種の方々はものすごい汗をかいても弱音を吐きません。ミントの香りのするウェットティッシュを持ち歩けば完璧です。

—

雲林坊 秋葉原店
03-3252-8088
東京都千代田区神田須田町2-12 須田町2丁目共同ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13141638/