2015.11.23 夜 お熱いのがお好き!?ラードで蓋をした味噌スープが絶品!@らーめん 福籠 ラーメン・つけめん 上野・浅草・日暮里 〜999円 ★★★☆☆ 江戸通りの一本裏道。黒の躯体の壁を伴った店に表札が2つ。1つは、店の名前『らーめん福籠』。もう1つには「浅草開化楼」の文字。 浅草開化楼といえば六厘舎で有名だが、つけめんなど太麺に定評がある。 知識不足で福籠を存じ上げなかったので、なんとなくつけめんを想像して入店。 メニューも一般的。ラーメンは基本の味噌、醤油、塩の3つ。夜はもう1つラインナップが増えるようだ。ちなみに、昔風ラーメン。つけめん系の店ではないようだ。券売機の一番人気の文字に躍らされ「味噌」(720円)を選択。 着丼した器を見て、瞬間的に思い出したのは「彩未」の味噌ラーメン。少し緑がかった色味。そして生姜の存在・・・。それもそのはず。彩未と同じ純すみ系の店なのだそうです。10年以上もすみれでの修行に費やしたご主人のお店なのだ。 特徴も純すみ系。当然のようにラードで作った蓋がいつまでも熱を保ち続ける。猫舌には相性が悪い。毎度毎度で火傷を繰り返す。 序盤は熱さに負けて味がそこまで認識できないが、動物性のスープが味噌と混ざり、迫力をもって押し寄せてきます。徐々に生姜の混ざったキレのあるスープがようやく味覚として届くように。 こうなったらもう止まらない。気がついたらスープがなくなっていた。こういう体験は久々である。 卓上の胡椒や唐辛子も相性がいいが、酢も面白い。お好みで酸味で表情を変えてみるのも一興である。 面白いのは、浅草開花楼らしい中太麺。純すみ系は細麺のイメージだが、しっかりとコシのある麺。食感めで楽しめる純すみ系といったところでしょうか。 スープが熱々すぎたが、冬が近づけば印象が変わるかもしれない。その頃にまた食べさせていただきます。 ―らーめん 福籠03-5829-6358東京都台東区柳橋1-13-4 丹羽ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13157790/