2015.11.12 夜 赤坂の激戦区にあってセンスの光る「しびれる」中華。@四川雅園 中華料理 赤坂・永田町・溜池 3000円〜4999円 ★★★★☆ 赤坂には「痺れる」店が多い。高級料亭が並ぶと思えばコリアタウンの表情もある繁華街。その中でも中華料理が多いのも特徴的だ。しかも四川系の香辛料をふんだんに使った「痺れる」味付けの中華が多い。 その1つが同源楼。一ツ木通り沿いにありいつも混雑している印象だ。特に、ランチどきは待ち時間を覚悟してほしい。そこで狙い目なのが姉妹店の『四川雅園』 金曜日の夜。しかもコアタイムの19時。突然後輩が音頭をとって某テレビ局(赤坂)の先輩と3人で飯。先輩の勤務地の近くが条件で店をチョイス。上下関係は大事です。メニューはほぼ同源楼と変わらないのに予約ができてしまう穴場なお店。 人気メニューの「雅園特製ピータン豆腐」。およそ中華料理のアウトプットには見えない。まるでフレンチのようです。 ピータンの透明感をうまく使いジュレのように豆腐にのせる。豆腐自体は下味もつきクリーミーな仕上げ。海老やキュウリが食感にもアクセントを与えてくれます。さらに周辺のグリーンのソースを絡めるとさらに違う表情もみせてくれます。これは甲殻類系の味噌なんですかね。絶対食べるべし! 中華料理らしくメニューの量が半端じゃないので、オススメを聞いてみます。間髪入れず返ってきたのが「辣子鶏」。代表的な四川料理ですね。 鶏肉のから揚げを大量の唐辛子や花椒と炒めたもの。インパクトありますね〜。辛味をまとった唐揚げは酒との相性が抜群です。ニンニクもいい味だしてます。 四角い深さのある器の「雅園式マーボー豆腐」。これは同源楼と同じですね。 相変わらずのオイリーな仕上げで麻も辣もいい感じに効いてます。ひき肉や刻み葱に加えてザーサイがなんともいえない食感を作ります。最後は「エビ入りレタスピリ辛チャーハン」。 後半酔っ払って舌がバカになりかけてたが、それでもわかる味。XO醬なのかな?旨味がたっぷりお米に染み渡ります。レタスのシャキシャキ感も大事なエッセンスになってます。注文したメニューはすべて大当たり。「しびれた」夕食でした。舌のしびれだけでなく、心を奪われるという意味のほうでもね。 ―四川雅園050-5868-2064東京都港区赤坂4-3-11 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13112320/