「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2015.11.08 昼

道に迷う人続出?自由がコンセプトの創作フレンチ。@リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ

フレンチ

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★★☆

道に迷う人続出?麻布十番の路地。小道は行き止まりのようで来場者が勘違いしてしまうようだ。わかりづらいという事情は、逆に静かでゆったりした店作りに貢献している。

内装には木や石などの自然の素材が使われ、窓の外の水路などが心地よさを作る。あいにくの雨だったが、悪条件さえもインテリアに変えていくようです。

オープンから3年。フランスでの修行の後、神宮前『Restaurant-I』の料理長も務めた武田シェフが手がけるフレンチ。経験は本格派だが、方向性は多少違う。コンセプトがそのまま店の名前になっています。『Liberté a table de TAKEDA』リベルテとは自由のこと。枠にこだわらない気取らないフレンチを提供してます。

これが店を選んだ理由です。田舎暮らしの母親含めた家族を招待したので、気取ったフレンチは正直難しいと思ってたんです。おぼつかない母親に優しく微笑むディレクトールなんか素晴らしい接客です。

「アミューズ」は、ズワイガニを野菜で巻きつけたもの。かなりバタバタしたので味的な記憶がない。これは写真だけ。

「冷前菜」には黒い物体に覆われたナスの煮浸し、その上には秋刀魚が重ねられたもの。この黒い物体。茄子の皮だそうです。一度液状にしてから作るとのこと。凝ってますね~。塩味が効いていて茄子の風味も感じられます。畑のキャビアこととんぶりの食感もいいはたらきです。

「すっぽんのカベロニ」にフォアブラとまいたけが添えられた一品。登場シーンのインパクトがすごい。甲羅に覆われて料理が登場。

この甲羅、元気の源すっぽんです。すっぽんの出汁をかけて完成です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: original4-222.jpg

この甲羅、元気の源すっぽんです。すっぽんの出汁をかけて完成です。

出汁だけでも素晴らしい調味料だが、ここに加えられた山椒の味がさらに食材を引き立てます。

最高級秋鮭のブランドの「銀聖鮭のミキュイ」赤ワインのソースにバターのエスプーマ。美しいですね~、武田シェフ。

究極にお洒落な鮭のバター焼き的といったところか。

「和歌山紀州産の鴨のパイ包み」鴨の特徴的な味とパイの甘味が融合して新しい味を作る。青森の黒にんにくのソースも味に深みを生み出します。つけあわせの人参は様々な料理法で提供。これだけでも楽しくなります。

デザートには「イチジクのコンポート」と

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: original7-75.jpg

「チョコレートのマスカルポーネ」黒胡椒が効いたコンポートは甘いものが苦手なミトミえもんでも美味しくいただけます。

創作感が強く、フレンチとして否定的な見方をする人もいるそう。そこはリベルテの精神を貫いてほしいです。応援したい店です。家族も大変お世話になりましたしね。


リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ
東京都 港区 麻布十番 2-7-14 アザブ275 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13139949/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ